ボクシングの試合:2010.10〜12

2011年07月14日

WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ8回戦 オリビア・ゲルーラ vs フリーダ・ウォルバーグ I 完全版動画 ボクシング女子

boxing

2010年11月27日(土)スウェーデン ストックホルム
RUMBLE OF THE KINGS

WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ 8回戦
王者 オリビア・ゲルーラ(カナダ)
VS
挑戦者 フリーダ・ウォルバーグ(スウェーデン)

 以前にもハイライト版をご紹介しました『オリビア・ゲルーラ vs フリーダ・ウォルバーグ I 』の動画の完全版がアップロードされていますのでご紹介します。
1〜4ラウンド
5〜8ラウンド


 この試合はスウェーデン政府のボクシング規制政策によって8回戦でおこなわれました。詳細はこちらをご参照ください。

 なお、このタイトルマッチの再戦は約束のとおりに10回戦で2011年9月3日におこなわれることが決定しています。前回記事

WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ 8回戦
×王者 オリビア・ゲルーラ(カナダ)
判定0−3
○挑戦者 フリーダ・ウォルバーグ(スウェーデン)
フリーダ・ウォルバーグ選手が判定で勝利し新王者に。
(75−77、75−78、75−78)

フリーダ・ウォルバーグ(スウェーデン)9戦9勝2KO
オリビア・ゲルーラ(カナダ)26戦13勝11敗2分3KO

前回記事 歴史的なリマッチ WBCスーパーフェザー級タイトル戦 フリーダ・ウォルバーグ vs オリビア・ゲルーラ II ボクシング女子

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2010年12月29日

黒木優子 vs リウ・チー 結果 女子ボクシング

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2010年12月26日(日)福岡 九電記念体育館

48kg契約ウェイト 6回戦
黒木優子(関)
KO 3回
×リウ・チー(中国)
黒木優子選手のKO勝利
(リウ・チー選手ダウン1)

この試合の結果、両選手の戦績は以下のようになります。
黒木優子(関)7戦5勝2敗2KO
リウ・チー(中国)2戦2敗

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2010年12月25日

アイリーン・ミヨコ・オルシャウスキーが世界タイトル防衛 女子ボクシング

boxing

2010年12月17日(金)アメリカ フロリダ州マイアミ
DON KING PRODUCTIONS “A TRIBUTE TO FREEDOM”

WIBA/GBUフライ級タイトルマッチ 8回戦
アイリーン・ミヨコ・オルシャウスキー(アメリカ)
判定3−0
×アナスタシア・トクタロヴァ(ロシア)
ユナニマスデシジョンでアイリーン・ミヨコ・オルシャウスキー選手の勝利。
(80−72、80−72、80−72)

 しばらく活動にブランクがあったWIBA世界王者のアイリーン・ミヨコ・オルシャウスキー選手(42才)が先週ひさびさのタイトル防衛戦をおこない無事にベルトを守りました。

 挑戦者は以前スージー・ケンティキアン選手(ドイツ)に挑戦して善戦したアナスタシア・トクタロヴァ選手でしたが、オルシャウスキー選手はこの強い相手をすべてのラウンドで10−9に押さえ込んでの完勝。アイリーン・ミヨコ健在をアピールしました(この試合は8回戦でおこなわれました)。
大会を伝える海外のサイト 一番下の写真の向かって右からオルシャウスキー選手、ドン・キング氏、トクタロヴァ選手、WIBAウィソー会長

 この試合を含む2人の戦績は以下のようになります。
アイリーン・ミヨコ・オルシャウスキー(アメリカ)11戦7勝2敗2分
アナスタシア・トクタロヴァ(ロシア)24戦13勝11敗2KO

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2010年12月23日

氷室笑香 vs 千葉とも子 詳細 GLegend3  女子ボクシング

 Boxing

2010年12月15日(水) 後楽園ホール
GLegend 3

52kg契約 4回戦
氷室笑香(レパード玉熊)赤
VS
千葉とも子(ワールドスポーツ)青

氷室笑香 vs 千葉とも子
 1回 両者、足を使ってリングを回りながらにらみ合いが続きますが、1分ほどで突然打ち合いが始まります。

氷室笑香 vs 千葉とも子
 近距離で足を止めたふたりが防御そっちのけでストレート系の殴り合い。デビュー戦どうしの気合い比べという感じでしょうか。

氷室笑香 vs 千葉とも子
 2回 千葉選手が追いながらワンツー、氷室選手が打ち返しながらバックステップでリングを回る展開。氷室選手はタイミング良くアッパーを当てるなどいい場面もありますが、体に軸を作らないでクネクネした構えをとっているため上体のムーブがバラバラでパンチが流れて威力を感じません。千葉選手が氷室選手を何度かコーナーに詰めて優勢。

氷室笑香 vs 千葉とも子
 3回 アップライトに構えてガードを高く保ちながらまっすぐ打ってくる千葉選手と、低ガードでほんのちょっとだけ酔拳チックな姿勢を定めないスタイルの氷室選手。ラウンドの前半に千葉選手、後半に氷室選手がそれぞれストレートをきめどちらとも言えないラウンド。

氷室笑香 vs 千葉とも子
 4回 この回は氷室選手がクネクネした動きをやめガードを固めてかっちりしたフォームで積極的に打って出ます。パンチも流れなくなりぐっとボクシングが安定。最初からこれをやっていれば...。

氷室笑香 vs 千葉とも子
 両者とも高いガードからワンツーを出し合うラウンドとなり差がつきません。

氷室笑香 vs 千葉とも子
 判定は三者が支持した千葉とも子選手の勝利でした。

52kg契約 4回戦
×氷室笑香(レパード玉熊)
判定0−3
○千葉とも子(ワールドスポーツ)
ユナニマスデシジョンで千葉とも子選手の勝利。
(38−39、37−39、37−39)

 上記の結果により各選手の戦績は以下のようになります。
千葉とも子 ちばともこ(ワールドスポーツ)1戦1勝
氷室笑香 ひむろえみか(レパード玉熊)1戦1敗

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2010年12月22日

斎藤ちなつ vs 久保真由美 詳細 GLegend3 女子ボクシング

 Boxing

2010年12月15日(水) 後楽園ホール
GLegend 3

ミニフライ級4回戦
斎藤ちなつ(大橋)赤
VS
久保真由美(KG大和)青

斉藤ちなつvs久保真由美
 1回 斉藤選手はリーチに恵まれパワーも充分で、威力がありそうなパンチを打つ選手。ジャブの手数も多め。

斉藤ちなつvs久保真由美
 しかし久保選手は臆することなく深く踏み込んでスピードとタイミングのパンチで対抗。自然な流れで右構えから左構えにスイッチしながら良く動きます。

斉藤ちなつvs久保真由美
 2回 このラウンドも軽快なパンチを放つ久保選手。斉藤選手はなかなかいいジャブを打ちますが久保選手はほとんどもらうことなくカウンターを返し、きれいなワンツーを決めます。

斉藤ちなつvs久保真由美
 3回 相変わらず素晴らしい距離感覚の久保選手。ジャブの差し合いでもほとんど打ち勝っています(上と同じように見えますが久保選手がスイッチしています)。相手の右をかいくぐってのストレートも命中させて優勢。

斉藤ちなつvs久保真由美
 4回 斉藤選手は力強いワンツーとともに出てきますが、久保選手は右に左に自由にスイッチしながら相手のタイミングをはずします。両者とも決定的な場面は作れなかったものの久保選手がうまく立ち回っていたラウンドでした。

斉藤ちなつ選手
 しかし判定はジャッジ全員が斉藤選手を支持。ナゾ判定でした。

ミニフライ級4回戦
○斎藤ちなつ(大橋)
判定3−0
×久保真由美(KG大和)
ユナニマスデシジョンで斎藤ちなつ選手の勝利。
(39−37、39−38、39−37)

 上記の結果により両選手の戦績は以下のようになります。
斎藤ちなつ さいとうちなつ(大橋)1戦1勝
久保真由美 くぼまゆみ(KG大和)12戦2勝9敗1分
(戦績はJBC認可以前からの通算)

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2010年12月21日

4回戦の好カード 宮尾綾香 vs 小林悠梨 詳細 GLegend3 女子ボクシング

boxing


2010年12月15日(水) 後楽園ホール
GLegend 3

アトム級4回戦
宮尾綾香(大橋)
VS
小林悠梨(グリーンツダ)

宮尾綾香vs小林悠梨
 1回 キビキビとした動きの二人。アトム級らしい軽快なファイトです。シャープなパンチの小林選手を前に慎重に試合を進める宮尾選手。

宮尾綾香vs小林悠梨
 小林選手の攻撃に合わせて宮尾選手のカウンターが二度、三度と成功。ダメージはありませんがポイントは奪ったでしょう。

宮尾綾香vs小林悠梨
 2回 この回は宮尾選手が仕掛ける展開。

宮尾綾香vs小林悠梨
 強いプレッシャーと正確なパンチで宮尾選手優勢。

宮尾綾香vs小林悠梨
 3回 接近戦が多いこの回はどちらともなくクリンチになることが多くクリーンヒットはありません。

宮尾綾香vs小林悠梨
 4回 小林選手は接近の途中で毎回のように宮尾選手の的確な左に動きを阻まれます。

宮尾綾香vs小林悠梨
 宮尾選手のパンチをかいくぐるように低い姿勢で突っ込むと今度は接近しすぎてゼロ距離で膠着となる展開。

宮尾綾香選手
 判定は3−0で宮尾選手。パンチの的確さはもちろん、距離の取り方、クリンチまで含めたすべての面で宮尾選手の試合でした。

アトム級4回戦
○宮尾綾香(大橋)
判定3−0
×小林悠梨(グリーンツダ)
ユナニマスデシジョンで宮尾綾香選手の勝利。
(40−36、40−37、39−37)

 上記の結果により両選手の戦績は以下のようになります。
宮尾綾香 みやおあやか(大橋)16戦9勝5敗2分
小林悠梨 こばやしゆうり(グリーンツダ)10戦4勝3敗3分
(戦績はJBC認可以前からの通算)

関連記事 田中奈浦子 VS 宮尾綾香 詳細 To the Future Vol.07

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石川範子 vs カイ・ジョンソン GLegend3 詳細 女子ボクシング

 Boxing

2010年12月15日(水) 後楽園ホール
GLegend 3

53kg契約 6回戦
石川範子(イマオカ)
VS
カイ・ジョンソン(竹原&畑山)

石川範子 vs カイ・ジョンソン
 1回 石川選手は大きく踏み出してアグレッシブに向かっていきます。カイ選手は相手の動きをよく見ながらやわらかく左右にかわし、左のリードを多用して距離を詰めさせません。

石川範子 vs カイ・ジョンソン
 2回 前のラウンドに引き続いて積極的な石川選手ですが、カイ選手のジャブをまともにもらう場面が多く、さらには右フック、アッパーなども被弾。カイ選手が長いリーチを生かした戦い方で有利に試合を動かしています。

石川範子 vs カイ・ジョンソン
 3回 カイ選手のリードブローが次々と当たり、なかなか自分のペースが掴めない石川選手。攻めに気を取られてガードが甘くなっているところを打たれてしまいます。

石川範子 vs カイ・ジョンソン
 4回 強引に突っ込んでくる石川選手をフットワークでいなしながらボディーを打ち込みアッパーを突き上げるカイ選手。いいボクシングです。

石川範子 vs カイ・ジョンソン
 5回 このラウンドでは足を止めて近距離の打ち合いに出たカイ選手。すると今までとは反対に石川選手がカイ選手をサイドにさばいて打ち返す動き。一瞬、石川選手本来のボクシングが見られるかと思われました。しかし、すぐにカイ選手の仕掛ける乱打戦に巻き込まれて主導権を奪えません。カイ選手はクリーンヒットは無いものの長い腕を器用に使ってヒット数を積み上げていきます。

石川範子 vs カイ・ジョンソン

石川範子 vs カイ・ジョンソン
 6回 勝負を決めようと前に出てくるカイ選手。これを受けて立つ石川選手。この試合では全体的に動きが固かった石川選手ですが、この回はなかなかいい感じです。しかし、カイ選手のまっすぐに伸びる左と接近してのアッパーに苦戦。流れを変えられないまま試合終了。

石川範子選手
 しかし、判定は2−0で石川選手。カイ選手はヒット数で上回り、主導権も握っていたと見えましたが、いまひとつ打撃フォームが決まってないことで印象が悪かったのでしょうか。

53kg契約 6回戦
○石川範子(イマオカ)
判定2−0
×カイ・ジョンソン(竹原&畑山)
マジョリティーデシジョンで石川範子選手の勝利。
(58−57、57−57、58−57)

 上記の結果により両選手の戦績は以下のようになります。
石川範子 いしかわのりこ(イマオカ)8戦6勝1敗1分1KO
カイ・ジョンソン かいじょんそん(竹原&畑山)7戦3勝3敗1分
(戦績はJBC認可以前からの通算)

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2010年12月20日

水谷智佳 中国で勝利 アジアライト級王者に 対シェン・ダンユエ 女子ボクシング

boxing

2010年12月18日(土) 中国 雲南省昆明 昆明市スタジアム

ABCOライト級王座決定戦 10回戦
水谷智佳(宮田)
判定2−1
×シェン・ダンユエ(中国)
スプリットデシジョンで水谷智佳選手が勝利。ABCOライト級王者に。
(98−93、96−93、95−96)
(シェン・ダンユエ選手は6回にダウン1)

 水谷智佳選手が中国で空位のABCOライト級王座決定戦に出場し、地元のシェン・ダンユエ選手を判定でくだしてチャンピオンベルトを手にしました。

*OPBFバンタム級(53kg)のシェン・ダンユエ選手がOPBFスーパーフェザー級(59kg)王者の水谷選手とカードを組まれ、しかもライト級(61kg)で戦ったわけで...かなり無理な試合だったと思います。なお、階級については英文のソースではlightweightとなっているのですが中国語ソースでは超軽量級となっているので直訳ではスーパーライト級になります。ABCOの女子王座はライト級もスーパーライト級も空位だと思いますので、どちらが正しいのか今の時点でははっきりしません。ABCOはWBC系のアジア王座ですが、日本ではOPBFのほうを公認しているのでABCOは非公認の扱いです。

 この結果、両選手の戦績は以下のようになりました。
水谷智佳(宮田)11戦9勝2敗3KO
シェン・ダンユエ(中国)6戦1勝4敗1分
(戦績はJBC認定以前からの通算です)

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2010年12月19日

迫力のタイトル戦 藤岡奈穂子 vs 柴田直子 OPBFタイトルマッチ 詳細 GLegend 3  女子ボクシング

 Boxing

2010年12月15日(水) 後楽園ホール
GLegend 3

OPBFミニフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 藤岡奈穂子(竹原&畑山)
VS
挑戦者 柴田直子(ワールドスポーツ)

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 1回 ふたりは慎重にリングをまわりながらときおり鋭いジャブ、ワンツーの交換。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 どちらも相手のパンチがよく見えているようで、軽い動きで相手の攻撃をかわしています。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 2回 この回も両者ともに機会をうかがうような展開でしたが、1分過ぎに柴田選手が攻撃に出ると藤岡選手はぐっと前がかりになって強打で反撃を開始。5発、6発とパンチを続けながら大きく前進してくる王者に押し込まれてしまう挑戦者の柴田選手。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 3回 この回は柴田選手が速さのある左で王者を鋭く攻めます。藤岡選手はこれを正面からは応戦せず、足を使ったアウトボックスでやりすごすかまえ。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 1分が過ぎると王者はアウトを続けながらもときおりボディを打ちに出てきます。そして終盤には突然上段を狙っての集中攻撃。次々とスタイルを変えて挑戦者を振り回している感じのチャンピオン。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 4回 藤岡選手はアウトしながらも機を見ては強打をまとめるメリハリのあるボクシング。足を使わせたくない柴田選手は藤岡選手を強引にロープぎわに詰めると右アッパーのダブルを当てますが、それ以降、藤岡選手は前よりもていねいなムーブでリングを回るようになりロープに詰められることを回避します。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 ラスト20秒からは足を止めて挑戦者に襲いかかり、強烈な右を命中させる藤岡選手。ここで最初のオープンスコアは3−0で藤岡選手。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 5回 ポイントでリードした王者はこの回もヒット&アウェイを持続したいところ。しかし、挑戦者の柴田選手の右ストレートを1発、2発と顔面に受けて、王者は打撃戦に引き込まれていきます。この回は柴田選手のパンチが冴えを見せクリーンヒットを繰り返します。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 しかし、藤岡選手も重いボディーやフックで打ち返し、試合は激しくなる一方。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 6回 この回は基本的にアウトボックスを続ける王者。しかし、ときおり距離が縮まると激しい打ち合いの火花。前の回に続いて柴田選手のパンチはシャープで、リードの左やカウンターの右がクリーンヒット。しかし、パンチの重さでは藤岡選手の右フックか。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 7回 リードされている柴田選手はどうしても直線的に追いかける形になりがち。これを左右にかわしながら打ち返してくる藤岡選手。柴田選手のディフェンスにはいつものような柔軟性が欠け、じっと反撃のときを狙っているかのようにガードを固めたまま。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 藤岡選手はそのガードの上からでもおかまいなしに大きなフックを連打し、わずかに隙間があくとアッパー。柴田選手が反撃のためにガードをあけるとそこにフックの嵐。この回はチャンピオンが積極的に攻めて優勢を決定付けました。2回めのオープンスコアも藤岡選手。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 8回 相変わらずまっすぐに詰めようとする挑戦者を藤岡選手がフットワークで翻弄。逃げてはふいに前に出てボディーと上の打ち分け。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 柴田選手の攻撃もヒットしますが流れは変わりません。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 9回 一発を狙いすぎているのか、完全に直線的なファイターとなってしまっている柴田選手。藤岡選手のいいターゲットになり、左目付近がみるみる腫れ上がります。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 10回 王者の完全なリードで迎えた最終回。このまま行けば勝利間違いなしの状況にもかかわらず、藤岡選手はKOでの勝利を狙ってか1分過ぎからリング中央で足を止めて乱打戦に突入。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子

藤岡奈穂子 vs 柴田直子

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 お互いがいいフックを当てますが同じくらい返される激戦のなか試合終了のゴング。

 判定3−0で王者藤岡選手がタイトル防衛に成功しました。

藤岡奈穂子 vs 柴田直子
 藤岡選手が攻めるときは攻める、逃げるときは逃げるというインアウトのはっきりしたボクシングでチャンピオンらしい試合運び、説得性、迫力を見せつけた内容でした。

 柴田選手はコツコツと4回戦を積み上げてBクラス入りをしたあと、6回戦をひとつ消化し、実力を評価されてAクラス昇格を果たした優秀な選手ですが、長丁場の試合経験の不足は隠せませんでした。技術と闘志は◎二重マル。あとは今回の経験を生かしてさらなるバージョンアップを期待。

藤岡奈穂子選手
 藤岡選手は不安視されていたスタミナにもなんの問題もなく、動きのキレもよく、パンチの組み立てや破壊力も充実、最高のコンディションでした。最終ラウンドの打ち合いはプロ意識のあらわれでしょうか。このままの調子を保って大きなチャレンジが出来たら素晴らしい結果が出ることでしょう。

OPBFミニフライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 藤岡奈穂子(竹原&畑山)
判定3−0
×挑戦者 柴田直子(ワールドスポーツ)
ユナニマスデシジョンで藤岡奈穂子選手が勝利し、ベルトの防衛に成功。

 この結果により両選手の戦績は以下のようになりました。
藤岡奈穂子 ふじおかなおこ(竹原&畑山)5戦5勝3KO
柴田直子 しばたなおこ(ワールドスポーツ) 7戦6勝1敗3KO

関連記事 藤岡奈穂子 VS カニター・ゴーキャットジム OPBFミニフライ級タイトルマッチ 詳細

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2010年12月18日

アメリカは本気 オリンピックへ向けての強化策 "Women's International Boxing Dual Series" 女子ボクシング

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Women's International Boxing Dual Series スポーツで強くなるためには練習だけではなくて試合の経験が必要と言われます。試合の経験値がその人の実力を底上げするということですね。

 しかし、日本のスポーツ界で広くおこなわれているのはトーナメント制の負けたらそこで終わりという大会のため、強いチームや選手は勝ち残ってたくさんの試合をして経験値を積み上げていけるのに対して、それ以外の多くのチーム、多くの選手は試合経験が上積み出来ないままになってしまい、全体的には経験不足の選手が多くなることが日本のスポーツの層の薄さにつながっているとの指摘があります。

 外国の例を見ると、例えばドイツのサッカーでは幼稚園ぐらいのころからどこの町内の草サッカーチームでも毎週定期的に試合が組まれ、試合の中でサッカーを学んでいける環境があるようです。

 試合の多くはいわゆる練習試合なのですが、日本の感覚と違うのはすべての選手(幼稚園児でも)のIDが登録されてプレイの記録が残されるので、みんなひとつひとつの試合に真剣に向き合うということです。

 このように、とにかく試合をするという経験がどんなスポーツでも選手を成長させるということに疑う余地はありません。

 先月の17日から20日にかけて、アメリカのカルフォルニア州で勝ち負けに関係なく連日試合に出場出来る形式の女子ボクシングの大会がありました。まさに「経験値を上積みする」ための大会です。

 この大会 "Women's International Boxing Dual Series" は、ロンドンオリンピックでおこなわれる女子ボクシングの三つの階級に合わせて51kg級、60kg級、75kg級の3人の選手で編成した7チームで戦績をあらそう形式。

 7チームのうちの4チームはシンティア・モレノ選手、クイーン・アンダーウッド選手などを含むアメリカ選抜チームで、ほかはポーランドチームとハンガリーチームがひとつずつ、そしてカナダ/スペイン合同チームという、ボクシングの親善大会としてはかなり力が入ったものです。

 大会前や大会中には女子ボクシングの伝説ルシア・ライカーさんや、レイラ・アリさん、プロの現役ランカーのカリーシャ・ウェスト選手も会場をおとずれて参加選手にエールをおくったそうです。

 この大会は今後もオリンピック強化策として継続されるとのこと。日本もチームとして参加出来れば大きな収穫になると思うので、検討していただきたいと思います。



 今回は残念ながらこの大会の試合動画が見つかりませんので、オマケとしてこの大会の75kg級に出場したリスベット・ヴァルガス選手(アメリカ)の歌手としてのプロモ・ビデオを貼っておきます(ボクシングシーンはありません)。ヴァルガス選手はインディーで活躍する現役のシンガーで、自分が出る大会では毎回のように開会式のアメリカ国歌も担当しています。

 この大会でのヴァルガス選手は1勝3敗でしたが、そのうちの2敗はわずかに1ポイント差という接戦。こういう経験が次につながるのでしょう。
 
 ヴァルガス選手の歌手としてのウェブページはこちら。
LP and the robot


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2010年12月17日

迫力を取り戻した四ヶ所麻美  OPBF東洋太平洋フライ級防衛戦 対チャン・ユジン 詳細 女子ボクシング

 Boxing

2010年12月8日(月) 後楽園ホール
オーバーヒートボクサーズナイトNo.54

OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)
VS
挑戦者 チャン・ユジン(韓国)

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 1回 挑戦者のチャン・ユジン選手は韓国選手にありがちなとにかく前に出て左右フックを振り回して来るような突進系ではなく、きちんと相手を見てジャブからのボクシングをするタイプ。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 挑戦者はなかなか好戦的ですが四ヶ所選手も最初から戦う気持ちが前に出ている感じです。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 2回 打ち気充分な挑戦者の意識を左右のステップでゆさぶりながら攻めて行く四ヶ所選手。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 チャン選手も一歩も譲らないで反撃。試合は序盤から激しくなりました。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 3回 この回も積極的に攻め合う両選手。四ヶ所選手はカウンターの右で挑戦者をのけぞらせます。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 それでも出てくるチャン選手に四ヶ所選手は冷静に対処。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 4回 なおも攻撃的な姿勢を崩さないチャン選手を四ヶ所選手が迎え撃つ展開。

 ここで最初のオープンスコアがアナウンスされます。3−0で四ヶ所選手がリード。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 5回 パンチの初速でチャン選手を大きく上回る四ヶ所選手が有利に試合を動かしています。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 6回 この回は自分からはあまり行かないチャンピオン。相手に打たせて打ち返すボクシングで安定した戦い方。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 7回 スタミナ切れのためか動きがヨレてきた挑戦者に四ヶ所選手のパンチが次々に襲いかかります。

 ラウンド終了後、2回めのオープンスコア。3−0で四ヶ所選手。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 8回 相手の攻撃を的確にブロックしながら攻める四ヶ所選手。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 しかし最後の闘志を振り絞ってチャン・ユジン選手も打ってきます。まだまだ油断は出来ません。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 9回 慎重に相手を見ながらも大きなパンチを繰り出すチャンピオン。チャン選手はジャプを打ちながら接近するものの四ヶ所選手の動きをとらえきれず、クリンチからアッパーを出すのが精一杯。まだまだ戦えそうですが力量差は明白。

四ヶ所麻美 vs チャン・ユジン
 ロープ際で四ヶ所選手の右がヒットしたのを確認したレフリーが試合を止めます。

四ヶ所麻美選手
 四ヶ所麻美選手がOPBF東洋太平洋フライ級二度目の防衛に成功しました。

 2008年のあの藤本りえ選手(協栄)との激闘を知るファンにとっては、このところの四ヶ所選手は煮え切らないようなボクシングが続いて「こんなもんじゃないでしょう」という感じがありましたが、この日の四ヶ所選手はイメージどうりのアグレッシブないい試合を見せてくれました。

 観客席へ笑顔で応える四ヶ所選手には王者としての貫禄もただよいはじめました。2011年の四ヶ所選手には大活躍が期待出来そうです。
 
OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)
TKO 9回 0分43秒
×挑戦者 チャン・ユジン(韓国)
レフリーストップにより四ヶ所麻美選手のTKO勝利。

 この結果により両選手の戦績は以下のようになります。
四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽) 6戦5勝1敗3KO
チャン・ユジン(韓国) 6戦3勝3敗

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2010年12月15日

GLegend3 結果 藤岡奈穂子 vs 柴田直子、宮尾綾香 vs 小林悠梨、石川範子 vs カイ・ジョンソン ほか 女子ボクシング

boxing


2010年12月15日(水) 後楽園ホール
GLegend 3

藤岡奈穂子 vs 柴田直子

OPBFミニフライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 藤岡奈穂子(竹原&畑山)
判定3−0
×挑戦者 柴田直子(ワールドスポーツ)
ユナニマスデシジョンで藤岡奈穂子選手が勝利し、ベルトの防衛に成功。

 総合的なテクニックではいい勝負のふたり。なにかをきっかけに藤岡選手がラッシュでたたみかけるか、柴田選手のカウンターが炸裂するか、というスリルあふれる一戦でしたが、強引なインファイトと軽やかなステップでのアウトボックスという硬軟取り混ぜた藤岡選手の作戦が功を奏し、ユナニマスでの完勝。さすがチャンプという説得性のある見事な防衛戦でした。

石川範子 vs カイ・ジョンソン

53kg契約 6回戦
石川範子(イマオカ)
判定2−0
×カイ・ジョンソン(竹原&畑山)
マジョリティーデシジョンで石川範子選手の勝利。

アトム級4回戦
宮尾綾香(大橋)
判定3−0
×小林悠梨(グリーンツダ)
ユナニマスデシジョンで宮尾綾香選手の勝利。

ミニフライ級4回戦
斎藤ちなつ(大橋)
判定3−0
×久保真由美(KG大和)
ユナニマスデシジョンで斎藤ちなつ選手の勝利。

52kg契約 4回戦
×氷室笑香(レパード玉熊)
判定0−3
千葉とも子(ワールドスポーツ)
ユナニマスデシジョンで千葉とも子選手の勝利。

プロトライアルマッチ ミニフライ級 3回戦
×黒田陽子(花形)
判定0−3
相川周子(ワールドスポーツ)
ユナニマスデシジョンで相川周子選手の勝利。

プロトライアルマッチ スーパーフェザー級 3回戦
小林聡子(白井・具志堅)
TKO 1回
×アリス・ライト(ヨネクラ)
TKOで小林聡子選手の勝利。

プロトライアルマッチ バンタム級 3回戦
×比嘉由希子(川崎新田)
判定1−2
磯野真穂(三迫)
スプリットデシジョンで磯野真穂選手の勝利。

プロトライアルマッチ アトム級 3回戦
橋本由貴子(神拳阪神)
TKO 1回
×井上誓子(ワタナベ)
TKOで橋本由貴子選手の勝利。

 上記の結果により各選手の戦績は以下のようになります。
藤岡奈穂子 ふじおかなおこ(竹原&畑山)5戦5勝3KO
柴田直子 しばたなおこ(ワールドスポーツ) 7戦6勝1敗3KO
宮尾綾香 みやおあやか(大橋)16戦9勝5敗2分
小林悠梨 こばやしゆうり(グリーンツダ)10戦4勝3敗3分
斎藤ちなつ さいとうちなつ(大橋)1戦1勝
久保真由美 くぼまゆみ(KG大和)12戦2勝9敗1分
石川範子 いしかわのりこ(イマオカ)8戦6勝1敗1分1KO
カイ・ジョンソン かいじょんそん(竹原&畑山)7戦3勝3敗1分
千葉とも子 ちばともこ(ワールドスポーツ)1戦1勝
氷室笑香 ひむろえみか(レパード玉熊)1戦1敗
(戦績はJBC認可以前からの通算)

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関連記事 田中奈浦子 VS 宮尾綾香 詳細 To the Future Vol.07

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2010年12月13日

歴史に残る激闘 天海ツナミ vs 藤本りえ WBAスーパーフライ級タイトルマッチ 詳細 女子ボクシング

 Boxing

2010年12月6日(月) 後楽園ホール

WBAスーパーフライ級タイトルマッチ
王者 天海ツナミ(山木)
VS
挑戦者 藤本りえ(協栄)

天海ツナミ VS 藤本りえ
 1回 挑戦者の藤本選手は左を多用した攻撃的な前進ファイト。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 王者ツナミ選手は軽快なフットワークとしなやかな動きのボクシング。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 2回 良く動くツナミ選手と、良く打つ藤本選手。挑戦者の藤本選手の攻撃時には主催の協栄ジムの応援団から声がかかってタイトルマッチにふさわしい雰囲気。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 1分、ツナミ選手が見せたアッパーからフック、ストレートのコンビネーションに会場がどよめきます。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 続いて王者は赤コーナー付近で藤本選手の左をかわしながら右左右の連打。藤本選手はしっかりガードをしていたにもかかわらずよろめいてしまうほどのパワー。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 普通の対戦相手ならすでに勝負がついているのではないかというぐらいのツナミ選手の猛攻。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 しかし、藤本選手は激しく反撃。火の出るようなファイトになっていきます。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 3回 藤本選手は前のラウンドのダメージなど無いかのような軽快な動き。伸びのあるワンツーで前に出ます。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 これをジャブの速射で止めたツナミ選手は体をひねるようにしてタテ拳アッパー。藤本選手はこれをまともにもらってしまいますが…なおも激しく打ち返します。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 しかし、ツナミ選手は上体の柔らかい動きでするりするりとこれを巧みにディフェンス。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 4回 左右のステップで藤本選手のパンチをかわし続けるツナミ選手。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 30秒が過ぎたころ藤本選手がアッパーを命中させると、ツナミ選手は突然スイッチが入ったように猛連打を開始。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 右のパワーパンチと左の連射で藤本選手に襲いかかります。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 藤本選手はかなりの被弾をしながらも前進を続け、赤コーナー付近にツナミ選手を詰めたところでラウンド終了のゴング。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 5回 ラウンド開始から高速ワンツーとボディブローで一気に前進する藤本選手。このラウンドで勝負に出たようです。王者にプレッシャーを与え続ける連打。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 しかし、ツナミ選手はアッパーとボディーで挑戦者をさがらせて距離を作ると、踊るようなステップとノーガードのかまえで自分の動きを取り戻します。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 ジャブとボディーで上下に弾幕を張り、試合を有利に運ぶ王者ツナミ選手。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 けれどもあきらめない藤本選手は一発逆転を狙ってなおも強打のチャンスを探します。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 6回 このラウンドはツナミ選手の多彩な左が見せ場。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 ときおり放つ右は威力十分。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 後半、王者にニュートラルコーナーを背負わせた藤本選手にチャンス到来かと思われましたが、ツナミ選手は回転の速い連打でこれを難なく脱出。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 7回 快調なボクシングを続けるツナミ選手。彼女の左はますます高速に強力になって猛威をふるいますが、30秒過ぎに藤本選手が意表をついたアッパーをヒットさせると一気に元気づく会場の藤本選手ファン。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 しかし、余裕のあるツナミ選手はサイドからサイドにステップしながらのフックなどでマイペースの戦い方。王者のペースで試合は続きます。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 両手ぶらり戦法の相手に藤本選手はしだいに手詰まりな感じに。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 8回 リングを自由に大きく動くツナミ選手をなかなかとらえることが出来ない藤本選手。

天海ツナミ VS 藤本りえ
 相手の動きをよく見極めようとして立ち止まるとパンチが飛んでくるという感じで、藤本選手は実にやりにくそう。。

天海ツナミ VS 藤本りえ

天海ツナミ VS 藤本りえ
 8回終了直後、リングサイドで見守っていた協栄ジムの金平会長は勝負はここまでと判断、藤本選手のセコンドに棄権を指示。

天海ツナミ選手
 天海ツナミ選手がTKOで勝利し、見事にタイトル防衛を果たしました。金平会長の決断は的確だったと思います。

天海ツナミ選手
 この日、後楽園ホールに集まったボクシングファン2000人は、一人残らずこの試合に満足したことでしょう。ツナミ選手、藤本りえ選手、素晴らしいファイトありがとうございました。

WBAスーパーフライ級タイトルマッチ
王者 天海ツナミ(山木)
TKO 8回終了 棄権
挑戦者 藤本りえ(協栄)
8回終了時に藤本選手棄権により天海ツナミ選手のTKO勝利。

 この結果、両選手の戦績は以下のようになります。

WBAスーパーフライ級チャンピオン
天海ツナミ(山木)20戦17勝3敗6KO

藤本りえ(協栄)16戦9勝5敗2分4KO

関連記事 決定!天海ツナミ VS 藤本りえ WBAタイトルマッチ

関連記事 天海ツナミ vs シャニー・マーティン WBAスーパーフライ級タイトルマッチ 詳細

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2010年12月12日

韓国人王者ウ・ジヘV6ならず IFBAスーパーフェザー級タイトルマッチ 新王者はジェニファー・バーバー 女子ボクシング

 Boxing

2010年12月11日(土) 韓国 チョナン市

IFBAスーパーフェザー級タイトルマッチ 10回戦
×王者 ウ・ジヘ(韓国)
判定0−3
○挑戦者 ジェニファー・バーバー(アメリカ)
ユナニマスデシジョンでジェニファー・バーバー選手が勝利、IFBAスーパーフェザー級新王者に。
(94−99、94−97、94−97)

 IFBAスーパーフェザー級チャンピオンのウ・ジヘ選手の6回目の防衛戦は王者が0−3で敗北、アメリカのジェニファー・バーバー選手が新王者となりました。

 ウ・ジヘ選手はこれまでに、日本、ケニア、中国、カナダ、アメリカからの挑戦者に次々と勝利し5回の防衛を達成していましたが、試合内容はひたすら体で押して前に出るだけのレベルの低いつまらないもので、対ジーニー・ガーサイド戦などはあきらかに地元判定に助けられての防衛。一般的な人気とも縁がないらしく、この1年間は1試合もしていませんでした。

 挑戦者のジェニファー・バーバー選手はアマチュアでのキャリアがゆたかな優秀な選手で、この試合では最初から最後まで優勢だったようです。地元判定のきつい韓国でここまでの大差の勝利は大したものです。

 韓国にはこの間まで5人のIFBA世界チャンピオンがいましたが、キム・ジヨン選手が指名試合を拒否して王座を剥奪され、今回はウ・ジヘ選手が王座を陥落、現在の韓国人IFBA王者は3人となりました。

 韓国ではここ数年、日本の何倍も積極的に海外の名のある女子ボクサーを招いてタイトルマッチをおこなっています。しかし、いい試合になったのはほんの少しで、ほとんどは地元判定や反則含みでの韓国選手勝利。そのため一般の反応は冷たく、まったく人気はありません。

 また、一度韓国に渡ってしまったベルトはつまらない地元判定を繰り返してそこに有り続けるので、新たなドラマや感動は生まれることが無く、技術の進歩も人気選手の誕生も見られません。これはプロスポーツとしては命取り。

 今回、ジェニファー・バーバー選手が勝利したことはIFBAという団体にとっても女子ボクシング全体にとっても明らかに歓迎すべきこと。新王者ジェニファー・バーバー選手が新風を吹き込み、IFBA、そして女子ボクシングを活性化してくれることを期待します。

 今回の結果を含む両者の戦績は以下のとうりです。
ジェニファー・バーバー(アメリカ) 11戦10勝1敗4KO
ウ・ジヘ(韓国) 13戦11勝2敗1KO

前回記事 IFBAスーパーフェザー級タイトルマッチ ウ・ジヘ vs ジェニファー・バーバー 予定

関連記事 ウ・ジヘ vs ジーニー・ガーサイド 試合写真&動画

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2010年12月10日

小関桃 vs 秋田屋まさえ WBCアトム級タイトルマッチ 詳細 女子ボクシング

 Boxing

2010年12月6日(月) 後楽園ホール
ガッツファイティング4大タイトルマッチ

WBCアトム級タイトルマッチ
王者 小関桃(青木)
VS
挑戦者 秋田屋まさえ(ワイルド・ビート)

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 日本人どうしの世界タイトルマッチ。

小関桃選手
 この試合が5度目の防衛戦となるWBCアトム級王者小関選手は厳しい表情でゴングを待ちます。

秋田屋まさえ選手
 対する挑戦者の秋田屋選手は明るい表情で観客に大きくアピール。

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 1回 小関選手の最大の武器はこの階級では規格外とも言える長いリーチ。これをかいくぐって有効打を当てたい秋田屋選手はハンドスピードと手数を生かしてゴング直後から小関選手に攻め込みます。

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 攻撃的な相手の突進をいなして反撃する動きには定評のある小関選手ですが、秋田屋選手は前進一方ではなく、2、3発打っては離脱するスタイルのため、どこで打ち返していいのかポイントをしぼりにくいように見えます。

 両者ともまだ勝負に出ているわけではありませんが、このラウンドは有効打で秋田屋選手でしょう。

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 2回 前半は前のラウンドと同様に秋田屋選手が速い動きで攻め続けます。

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 しかし、1分過ぎから小関選手は連打で攻めてくる秋田屋選手の一発めの打ち終わりにワンツーをかぶせて攻撃をつぶし始めます。

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 残り15秒ぐらいにはカウンターからの連打で秋田屋選手をロープまで押し戻して攻勢。

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 3回 秋田屋選手はカウンターを用心したのか簡単には前進しないでその場でジャブを連打したり、アッパーやボディーを狙う動きを入れるなど、ボクシングに変化をつけます。

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 積極性では秋田屋選手。しかし、打ち終わりに伸びてくる小関選手の左が何度か秋田屋選手の顔面に命中。

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 1分20秒、秋田屋選手が右ボディーから返しの左フックを打ちにいく動きの中で、前進してきた小関選手の頭と頭が激しく衝突。

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 秋田屋選手の右目上から流れ落ちる血。

秋田屋まさえ選手
 ドクターチェックを受ける秋田屋選手。

小関桃選手
 WBC規定により流血していない小関選手に減点1が宣せられます。

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 試合は続行。

小関桃 vs 秋田屋まさえ

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 しかし秋田屋選手は流れる血が右目に入ってしまい左目の視野だけで戦っている様子。3回終了までそのまま戦いは続きますが...

小関桃 vs 秋田屋まさえ
 3回終了後のインターバルでおこなわれた二度目のドクターチェックの結果は傷が深くて試合続行不可能。試合前半での偶然のバッティングによる試合停止のため、規定により結果はドローとなりました。
 
秋田屋まさえ選手
 痛々しい秋田屋選手の負傷。

小関桃選手
 敗者のようにうつむいてリングをあとにする小関選手。

 多くの人が指摘するように、この事故の原因は小関選手が頭を出しすぎること。小関選手は単に前傾姿勢というだけではなく、前や左右に体を移動する際にまず頭を先行して動かすというクセがあるようです。

 ボクシング選手として致命的な欠点とも言えるこの動きは、本来プロテストの際に厳しくチェックされ、矯正されてからライセンス交付となるはずですが、どういうわけか小関選手の場合はそういう作業がなされないまま活動が許可され、世界王者になってしまったようです。これは選手個人の問題なのではなく、このスポーツを管理している側の問題といえるでしょう。

WBCアトム級タイトルマッチ
△王者 小関桃(青木)
ドロー 3回終了 負傷引き分け
△挑戦者 秋田屋まさえ(ワイルド・ビート)
秋田屋選手が偶然のバッティングで負傷し続行不可能なためドロー。
(小関選手に偶然のバッティングで減点1)

小関桃 vs 秋田屋まさえ

この結果、両選手の戦績は以下のようになります。

WBCアトム級チャンピオン
小関桃(青木)13戦10勝2敗1分2KO

秋田屋まさえ(ワイルド・ビート)9戦6勝2敗1分1KO

関連記事 WBCアトム級タイトルマッチ 小関桃 VS 秋田屋まさえ 決定

関連記事 小関桃 VS 池山直 WBCアトム級タイトルマッチ 詳細

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