ボクシングの試合:2008.7〜9

2008年10月20日

ウ・ジヘ vs ジーニー・ガーサイド 試合写真&動画

boxing


2008年9月28日(日)
IFBAジュニアライト級タイトルマッチ 韓国 ハンナン市

IFBAジュニアライト級10回戦
王者ウ・ジヘ(韓国)○ 判定 3−0 ×挑戦者ジーニー・ガーサイド(カナダ) 

 9月28日に、IFBAジュニアライト級チャンピオンのウ・ジヘ選手が、韓国ハンナン市でタイトル防衛戦を行ないました。
試合の写真のあるページ
 挑戦者はWIBAフェザー級王者のジーニー・ガーサイド選手(カナダ)。ガーサイド選手は本来の彼女の階級より重いIFBAライト級のタイトルマッチでチベール・ホールバック選手に判定負けを喫した1敗があるだけで、順調にキャリアを重ねてきましたが、今回の試合では王者ウ・ジヘ選手に0−3の判定負け。

 この判定の通りに、ガーサイド選手を一方的に破ったとしたら、ウ選手の実力はかなりのものですが、ネットに公開された動画を見ると、残念ながら試合内容は低レベルでした。



 ウ選手は距離を詰めてはクリンチの繰り返しで、近づきながら出すパンチが当たればラッキー、当たらなければそのままロープに押し込んで攻勢の印象を残そうという作戦。ボクシングというよりは相撲のようです。

 ガーサイド選手は初回こそ、ウ選手の勢いに押されましたが、2回からは冷静にさばいて横に回りながらフックなどで崩そうという動き。しかし、右の膝に古傷をかかえるガーサイド選手は横への移動がどうも思うようにいかないようで、完璧に相手をさばくまでにはいきません。

 結局、見せ場のないまま10ラウンドを消化しただけの凡戦で、ウ・ジヘ選手が3人の韓国人ジャッジに助けられた形で防衛を果たしました。

 でも、韓国のボクシングファンは正直ですから、こんな試合ばかりを見せられていたら、いつまでも会場に足を運んではくれないでしょう。その事に気がつかないとしたら、韓国の女子ボクシングの未来は決して明るくはないのです。

 同じことはこの日本でも言えます。残念ながら、これよりひどいタイトルマッチをやってます。

 ボクシングファンがおカネ払って会場に来るのは、素晴らしいスポーツを見たいからであって、決して「勝った、勝った」の「なんでもあり」の「地元びいきショー」を見たいわけではないんです。というより、そんなものは見たくないんです。分かってますか?関係者のみなさん。

 試合後の両選手の戦績は以下のようになります。

ウ・ジヘ(韓国)21才 11戦10勝1敗

ジーニー・ガーサイド(カナダ)30才 10戦7勝2敗1分

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2008年10月01日

四ヶ所麻美 vs 山口直子 10月13日/後楽園

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Diamond Glove2008年10月13日(月・祝) 東京・後楽園ホール
ダイヤモンドグローブ


フライ級6回戦
 四ヶ所麻美 vs 山口直子(白井・具志堅スポーツジム)


四ヶ所麻美しかしょあさみ 1戦1敗

山口直子やまぐちなおこ 13戦9勝1敗3分7KO

(戦績はJBC公認以前からのものです)

菊地奈々子選手も出場。詳細は後日発表。


*時間 午後18時開始
*料金 10,000円、5,000円、3,000円
*問い合わせ フラッシュ赤羽プロモーション 03-3957-4433

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2008年09月30日

宮尾綾香が判定勝利

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2008年9月29日(月)
拳志会ファイト

アトム級4回戦
 宮尾綾香(大橋)○ 判定2−1 ×西田久美子(マナベ)

※39−38、38−39、40−37


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2008年09月28日

宮田ジム 水谷 小田 試合結果

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2008年9月28日(日) 東京・ディファ有明
宮田ジム主催

第8試合 60kg契約 2分6回戦
 水谷智佳(宮田)○ 判定2−1 ×ヤン・ユーイン(中国)
※58−57、57−58、59−57

第7試合 50kg契約 2分4回戦
 小田美佳(宮田)○ 判定3−0 ×ルオ・ユージエ(中国)
※39−37、39−38、40−38

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2008年09月16日

北脇絵美、秋田屋まさえ、小林悠梨が勝利

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2008年9月15日(月・祝)
To the Future 〜未来へ〜Vol.02

第3試合 アトム級4回戦
 安藤麻里(フュチュール)× 判定1−2 ○小林悠梨(真正)

第6試合 ミニフライ級4回戦
 田中奈浦子(フュチュール)× 判定0−3 ○秋田屋まさえ(ワイルドビート)

第8試合 バンタム級4回戦
 北脇絵美(フュチュール)○ 2R TKO ×ムエイレック・シスパヌアド(タイ)


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2008年09月06日

9月29日 宮尾綾香 vs 西田久美子

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拳志会2008年9月29日(月)
拳志会ファイト

アトム級4回戦
 宮尾綾香(大橋) vs 西田久美子(マナベ)

宮尾綾香みやおあやか 9戦4勝4敗1分

西田久美子にしだくみこ 4戦3勝1敗

(戦績はJBC公認以前からのものです)

*会場 後楽園ホール
*時間 午後18時開始
*料金 10,000円 5,000円 先着順自由席3,000円
*問い合わせ 新田ボクシングジム 044-932-4639

しかし、すごいポスターです。これはある意味お宝になるかも(笑)。

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2008年08月30日

スージー Killer Queen ケンティキアン 王座を防衛

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ケンティキアンデュッセルドルフ

8月29日(金)ドイツ・デュッセルドルフ

WBA・WIBF世界フライ級タイトルマッチ
スージー・ケンティキアン(ドイツ)○ 判定3−0 ×ハガ・ファイネル(イスラエル)

 スージー・ケンティキアン選手は97−93、98−92、99−91のユナニマス・デシジョン(3−0の判定)で、WBAとWIBFのフライ級王座を防衛しました。

 ハガ・ファイネル選手はドイツで今まで3人の世界王者と戦い、全部を判定に持ち込んでいる実績があり、しかも、ケンティキアン選手に対して7センチも背が高く、この防衛戦は非常に難しいと言われていました。

試合前日のスージーの様子。計量会場の風景。ハルミッヒさんとのツーショットなど。
最初にCMがひとつ入ってから動画が始まります。

 去年、引退試合でハガ・ファイネル選手と戦っているレギーナ・ハルミッヒさんは「速攻をしかけると危険な相手になる」「低いパンチを打ってくる」「10ラウンド戦ってケンティキアン選手が判定で勝つ」と予想していました。

 ケンティキアン選手は、この試合ではローブローを意識してか珍しくしっかりとしたプロテクターを着用。また、序盤は打ち合わない作戦にしたもようです。

 試合は、ハガ・ファイネル選手がパワフルな変則打法で最初から攻勢に出ました。サークリング(リングを回る)しながら、時折、打ち返すケンティキアン選手ですが、序盤の印象はファイネル選手。ラウンドが終わってコーナーに戻るときには、毎回派手なガッツポーズで自分の優位をアピールし、会場からは大ブーイングをもらいます。

 4回までは足を使ってアウトに徹したケンティキアン選手ですが、5回には前進しながら連打。6ラウンド以降も、多彩なパンチのコンビネーションラッシュで毎回見せ場を作り、ねばるファイネル選手に苦しみながらもベルトを守りました。

 いつものような豪快に倒しにいくボクシングではありませんでしたが、ディフェンディング・チャンピオンとして「勝つボクシング」を披露してくれたスージー。また大きく経験値を積み上げた試合でした。

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2008年08月27日

スージー・ケンティキアン 防衛戦のゴングはもうすぐ

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スージー



8月29日 ドイツ・デュッセルドルフ
WBAおよびWIBF世界フライ級タイトルマッチ

王者スージー・ケンティキアン(ドイツ)
 vs. 
挑戦者ハガ・シュムレフェルドゥ・ファイネル(イスラエル)


スージー・ケンティキアン(ドイツ)
WBA・WIBFフライ級王者
21戦21勝(16KO) 20才

ハガ・シュムレフェルドゥ・ファイネル(イスラエル)
WIBFインターコンチネンタル スーパーフライ級王者
27戦17勝6敗3分(4KO) 23才

 ボクシング軽量級のトップスター、スージー・ケンティキアン選手が今月29日、自身のWBAおよびWIBFのタイトルを賭けて、イスラエルの実力派ハガ・ファイネル選手と戦います。

ハガ

 ハガ選手は過去にドイツの世界チャンピオン3人と拳を交えています。まず、2006年にユリア・サーヒン選手と戦い0−2の判定負け、次に、昨年、女王レギーナ・ハルミッヒ選手の引退試合の相手を引き受け0−3の判定負け、ことしの春にはアリシア・グラフ選手と戦い0−3の判定負けです。

 結果的にはすべて黒星ですが、試合内容の評価は高く、特に、レギーナ・ハルミッヒ戦は非常に接戦で、人によってはハガ選手の勝ち試合だったと言う人もいます。

 ファイネル選手は3月のアリシア・グラフ戦のあとに「アリシア選手は強かったわ。レギーナよりもずっと強かった。」と発言していますが、これは女王レギーナ・ハルミッヒを姉のように慕うスージー・ケンティキアン選手にとっては許しがたい言葉かもしれません。激しい試合になりそうです。

WBA王者 スージー・ケンティキアン


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9月のフュチュールジム興行で女子3試合決定

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フュチュール2008年9月15日(月・祝)
To the Future 〜未来へ〜Vol.02

第3試合 アトム級4回戦
 安藤麻里(フュチュール) vs 小林悠梨(真正)

エキシビションマッチ
 真道ゴー(クラトキ) vs 山本和香奈(神拳阪神)

エキシビションマッチ
 多田悦子(フュチュール)vs 谷美幸(平成19年度全日本アマチュアライトフライ級王者)

第6試合 ミニフライ級4回戦
 田中奈浦子(フュチュール)vs 秋田屋まさえ(ワイルドビート)

第8試合 バンタム級4回戦
 北脇絵美(フュチュール) vs ムエイレック・シスパヌアド(タイ)

*会場 よみうり文化ホール(大阪府豊中市新千里)
*時間 午後13時00分開始
*料金 10,000円 7,000円 5,000円 3,000円
*問い合わせ フュチュールボクシングジム 075-254-1908

前回記事はこちら

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2008年08月26日

小関桃 vs ウィンユー 頭突き疑惑 スポーツ各紙が小関桃王座確定を報道

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 スポーツ新聞数紙が今朝いっせいに小関桃vsウィンユー・パラドーンジム戦のWBC本部裁定を報道しました。


「灰色決着」小関新王者もV2戦再戦義務(ニッカン)


“ビデオの女王”小関のタイトル奪取認定(スポニチ)

「王者は小関桃」WBCが認めた(スポニチ)

WBC本部が小関の王座奪取を認定(サンスポ)

小関の勝利確定 WBCは裁定覆さず(デイリー)

 これまでの報道をまとめてみます。

 試合後すぐにウィンユー・パラドーンジム陣営から「ダウンはバッティングによるもので試合結果は無効」という申し出がありました。試合を管轄するJBCはビデオで試合を検証しましたが「よくわからない」として、暫定的に小関桃選手のKO勝ちという結果を発表し、最終決定はWBCにおまかせにしました(現地で見てわからないものを海外の人に判断してもらうのも奇妙な話です)。

 ウィンユー・パラドーンジム選手はゴルフボール大のコブができ、試合後に吐いたという情報もありましたが、タイでのMRI検査ではさいわい異常は見られなかったそうです。
試合直後のウィンユ−選手

 ウィンユー・パラドーンジム陣営はWBCに90日以内の再試合を要求したようです。小関陣営から「あのような勝ち方だったのでベルトはウィンユー・パラドーンジム側に返したい」という意向が伝えられたという報道もありましたが真偽は不明です。

 WBCの裁定は「バッティングの影響も考えられるが、小関の右もヒットしている」として、条件付きで小関選手の王座を認定しました。

 その条件は、防衛2回目の試合でウィンユー・パラドーンジム選手と戦うこと。1回目の防衛の相手は小関選手が選ぶことが出来ます。

 年内にウィンユー・パラドーンジム選手と小関選手の試合が実現するだろう、という報道もありますが、あと四ヶ月で世界戦二試合は、ちょっと無理なのではないでしょうか(ウィンユー選手との再戦は来年になるような気がします)。

 WBCアトム級のランキングは以下のとおりです。防衛戦の相手はどの選手でしょう。

 1位 池山直(中外)
 2位 クリスティナ・べリンスキー(ハンガリー)
 3位 ソン・チョロン(韓国)
 4位 グレチェン・アバニール(フィリピン)
 5位 スザンナ・ワーナー(イギリス)
 6位 パク・ジヒュン(韓国)
 7位 ウィンユー・パラドーンジム(タイ)
 8位 メリッサ・シェーファー(アメリカ)
 9位 サンドラ・オルティス(アメリカ)
10位 伊藤知子(シャイアン山本)
11位 伊藤まみ(イマオカ)
12位 夛田悦子(フュチュール)
13位 リリー・ラチャプラチャジム(タイ)

 しかし、非常に後味が悪い試合でしたね。この試合が日本の女子ボクシングの発展に大きくブレーキをかけたことは疑いようもありません。

 二度とこのような試合が行われないように、関係者の人たち全員に、深く反省していただきたいと思います。

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2008年08月16日

新着ビデオ ツナミ選手IFBA王座防衛戦

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IFBA世界バンタム級タイトルマッチ
8月15日 韓国 大邱(テグ)市民運動場室内体育館

IFBAバンタム級タイトルマッチ10回戦
王者 天海ツナミ(山木)○ 判定2−0 ×挑戦者 キム・ウニョン(韓国)

 はやくもきのうの試合の動画がネットにアップされましたのでご紹介します。テレビ局収録のものではなく、ファンの方の手持ち撮影ですが、試合全部が見れるので実に有り難いです。これをアップしてくれた方に感謝です。

 ところで、きのうお伝えしなかったジャッジの採点ですが、96−95、95−94、95−95と数字の上では実にギリギリです。この数字を頭に置きながら動画をご覧下さい。

 これがアウェイの恐ろしさでしょうか。よく勝利しました、ツナミ選手。心からの拍手をおくります。これからも防衛を重ねて偉大なチャンピオンとして活躍してください。期待しています。

 画面左手、赤コーナーがツナミ選手です。

画面をクリックしてください。PandoraTVというサイトに飛びます。CMが2本ほど流れてから、本編が始まります。

pandora tv


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2008年08月15日

ツナミ選手が韓国でIFBA世界タイトル防衛に成功

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IFBA世界バンタム級タイトルマッチ
8月15日 韓国 大邱(テグ)市民運動場室内体育館

IFBAバンタム級タイトルマッチ10回戦
王者 天海ツナミ(山木)○ 判定2−0 ×挑戦者 キム・ウニョン(韓国)

 今年の5月18日に、IFBAバンタム級世界王者になっている天海ツナミ選手が、8月15日、初の防衛戦を行い見事勝利でチャンピオンベルトを守りました。

 挑戦者は前王者のキム・ウニョン選手。会場はキム・ウニョン選手の地元である韓国大邱(テグ)市の体育館の特設会場でした。

 この日は、日本でいえば終戦記念日ですが、韓国では光復節(こうふくせつ)と呼ばれ、韓国が日本の支配から開放された記念日とされています。この日にボクシングの日韓戦(韓日戦)が行われるわけですから、オリンピック期間中とはいえ、この試合のメディアからの注目度は高く、スポーツ専門チャンネルMBC-ESPNで生中継されています。

 判定は一人がドロー、二人が1ポイント差でツナミ選手を支持し、2−0で勝利しましたが、難しい試合だったようですね。見たかったです。

 参考までに(今回の動画ではありませんが)前回の天海ツナミvsキム・ウニョンの動画をご紹介します。ズタズタに編集されていますけど、雰囲気だけでもお楽しみください。トランクスに赤いサイドラインが入っているのがツナミ選手です。


赤い矢印をクリックして少々お待ちください。アクセスに時間が必要です。

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2008年08月14日

ダンガン10 試合結果

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8月14日 DANGAN10 (ワタナベジム興行)
 後楽園ホール 開場 17:30 開始18:00

伊藤知子
第2試合 4回戦 ミニフライ級
伊藤知子(シャイアン山本)○ 1回1分33秒KO × パットヨー・ガイペットパヨム(タイ)



伊藤知子

 オーソドックスに構えるパットヨー・ガイペットパヨム選手は、ゴングと同時に前に出て勢いよく打ってきます。しかし、単調に左右を顔面に集中してくるだけです。


 
伊藤知子
 伊藤選手はひるまず打ち合いながらも、必要以上には相手の動きに付き合わず、一旦離れてリズムを作り直します。

 左ボディ、右フックと上下に散らすとパットヨー・ガイペットパヨム選手は対応出来ません。

 何発めかのボディを受けると崩れるようにダウン。そのままKOとなりました。


エキシビション・マッチ 2分2回戦
富樫直美(ワタナベ) vs. 彩香

彩香
 彩香さんはモデルやラウンドガールとして活躍するタレントさんで、芸名は竹内綾香さん。アクション女優の肩書きもあり、ボクシングや空手もこなすそうです。ボクシングとキックの名選手でアクション女優としても活躍していたブリジット・ライリー選手の路線を追うのでしょうか。

 しかし、リングに登場した彩香さん、まったく笑顔が見られず、大変緊張した面持ちです。



富樫
 彩香さんが青、富樫選手が赤のヘッドギアをつけて第1ラウンド開始。富樫選手、軽快な動きです。スキ無く細かい左を出し、じりじりと距離をつめ、上に下に打ち分け、あっという間にコーナーにつめます。ジャブ、ストレート、ボディ、アッパーとサンドバッグ状態です。なんとかコーナーから脱出する綾香さんのアゴに追撃の右。まったくエキシになってません。

富樫
 防戦一方の綾香さん、たまりかねてクルリと背を向けて逃げると会場から失笑が。しかし、逃げますよ、このプレッシャーでは。いやあ、富樫選手、もちろん全力で打ってはいないでしょうが、完全に自分のボクシングをしています。お互いの良さを見せようというエキシビション・マッチの趣旨などどこ吹く風。

富樫
 第2ラウンドになると、攻撃の手を休めて相手を待つようになった富樫選手。上体を動かしながら相手をうかがいますが、パンチは出しません。しかし、すでに完全に腰が引けている綾香さん、何も出来ないまま終了のゴングを聞きました。

 この企画、最初から無理がありますね。富樫選手に非はありません。現役選手は誰でもオレ様でなくてはいけません。ましてや、これから世界王者と戦おうという富樫選手なら、なおのこと。とにかく自分のボクシング。これで良いんです。

 彩香さんはライリーではありませんでしたが、まあ、仕方ないでしょう。ご苦労様でした。
前回記事

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2008年08月13日

猪崎かずみ 対 上村里子

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8月12日(火)後楽園ホール「第4回 ワタナベ VS 花形 対抗戦」

第6試合
6回戦 フライ級 猪崎かずみ(花形)○ 判定3−0 ×上村里子(山木)

 猪崎かずみ(いざきかずみ)選手と上村里子(かみむらさとこ)選手は昨年6月以来の対戦。この時は、猪崎選手が判定で勝利し、自身の*日本フライ級王座を防衛しています。
上村対猪崎_1上村対猪崎_2上村対猪崎_3





 170センチを越える身長と優れた運動神経を持つ猪崎選手を、上村選手がどう攻略するのか。上村選手の武器はサウスポー・スタイルと、多彩なパンチ。そしてこの階級では恵まれている彼女のリーチには身長差を相殺する可能性があります。

 細かくジャブを放ちながら前進し、右ストレートの機会をうかがう猪崎選手。そのジャブをくぐるようにして上村選手は右アッパー、右フック。

 なおも左を突いてくる猪崎選手に、右のボディアッパーから左ストレートにつなぐ上村選手。猪崎選手の前進を阻止します。

上村対猪崎_5上村対猪崎_4上村対猪崎_6





 猪崎選手のジャブをパリー(払いのけ)しながら左をボディーに当て、フックにつなげる上村選手。猪崎選手も右ストレートで応戦。細かい打ち合いに。この距離だとリーチ差は感じさせません。左のボディ打ちを嫌ってか、しだいに下がり始める猪崎選手。

 中盤は、執拗な左のボディ打ちを軸にして攻勢をかける上村選手。左右フックで反撃する猪崎選手。上村選手が顔面狙いのアッパー。バッティングがあり、猪崎選手が痛そうな表情。

 再開後も左ボディを中心に攻勢の上村選手。猪崎選手が後退をやめ、お返しとばかりにボディアッパーの連打。
上村対猪崎_7上村対猪崎_8上村対猪崎_9





 終盤は猪崎選手がリングを大きく時計まわりにサークリング。こうなると上村選手の左ボディが届きません。直線的に打ちに行き打ち終りを狙われる上村選手。失速か。

 おわってみれば、ジャッジのスコアは、59対56、60対56、60対55と、大きく猪崎選手に傾きましたが、*女王猪崎攻略法の一端が示されたおもしろい試合でした。

*猪崎選手は解散した旧・日本女子ボクシング協会の認定王者。

前回記事

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花形冴美 対 越石優

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8月12日(火)後楽園ホール「第4回 ワタナベ VS 花形 対抗戦」

第5試合
4回戦ミニフライ級 花形冴美(花形)× 判定0−3 ○越石優(山神)

花形対越石_1 花形冴美(はながたさえみ)選手はこの試合がデビュー戦。花形ジムが期待をかける新人とのことで、リングネームにジムの名前が冠せられたとか。染め上げた髪に負けないくらいに目に輝きがある選手。

 対する越石優(こしいしゆう)選手はアマで3戦、プロで1戦のキャリア。こちらもいい表情です。5月のプロデビュー戦では判定で野口智代選手に破れましたが、観戦していたジョー小泉さんは、越石のほうがいいボクシングをしていた、と書いています。

花形対越石_2 大応援団の声援を背に受けて、初回から猛然と花形選手が襲いかかりますが、越石選手は実に落ち着いてこれに対処し、試合のペースを握らせません。2人とも思いきり良くパンチを打ち合う大変手数の多い試合となり、新人戦らしい活気にあふれています。

 両者ともに常に足を使ってリングを大きく動き回り、上体も意識的に良く動いていて、非常にダイナミック。男子の新人でここまで出来る選手はそう多くはありません。棒立ちで愚直に殴り合うだけの「どつき合い」しか出来ない選手のなんと多いことか。この日の2人はそんなレベルは飛び越えています。ボクシングのセンスに男女の区別は無いというのがよく分かります。

越石優 最後まで二人の動きは止まりませんでしたが、大きいのを狙いすぎた花形選手に対して、越石選手は的確にパンチを当てていき、ジャッジは3人とも39対38で越石選手を支持、勝利を手にしました。

 この二人の対戦はもう一度見てみたい、そう思わせるような気分のいい試合でした。

前回記事

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