選手:海外

2008年12月27日

藤本りえの対戦相手 イ・ヘリン(李恵林)試合動画

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2006年12月30日
韓国バンタム級タイトルマッチ 8回戦
 イ・ヘリン(韓国)VSチョ・ヨンミ(韓国)

 大晦日におこなわれる藤本りえ選手の試合の対戦相手であるイ・ヘリン選手の動画をご紹介します。黒いコスチュームがイ・ヘリン選手、白いコスチュームがチョ・ヨンミ選手です。二年前の映像ですが、これが彼女の直近の試合なのです。

第1〜2ラウンド


第3〜4ラウンド


第5〜6ラウンド


第7〜8ラウンド


イ・ヘリン 11戦2勝7敗2分
チョ・ヨンミ 8戦7勝1敗1KO

関連記事 大晦日は藤本りえVSイ・ヘリン(李恵林)

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2008年12月17日

クリスティーン・トレド 中国版K−1で勝利

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2008年11月15日(土)中国 北京
武林風[ウーリンフォン]中国アメリカ対抗戦5対5

K−1ルール 52kg契約 2分3R
クリスティーン・トレド(アメリカ)○ 判定3−0 ×毛宁[マオ・ニーン](中国)

 武林風[ウーリンフォン]は、今年1月に、日本のK−1の協力を受けながら中国でスタートしたK−1ルールの格闘技大会で、有力なTVコンテンツです。

 そんな、中国版K−1大会に、クリスティーン・トレド選手が出場し、中国の毛宁選手と対戦しました。毛選手は、まだ19才ながら、21戦18勝。中国の期待の選手のようです。

 序盤、毛宁選手は、サイドキックを多用する散打風のスタイルを見せましたが、トレド選手にクリンチで捕まると、首相撲からのヒザ蹴りを受けてあっけなくダウン。その後は、積極的な動きが消えて精彩を欠き、ずるずると下がるばかりで試合を終え、トレド選手に勝利を献上しました。

 トレド選手は、これで14勝1敗(唯一の敗北は勝山舞子選手に喫したKO負け)。

 それでは、異国風味たっぷりの武林風、米中女子対決第3ラウンドの映像をご覧下さい。(音量注意)


前回記事 クリスティーン・トレド 英国王者に判定勝利

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2008年12月06日

マルセラ・アクーニャがWBA/WBCスーパーバンタム級王座を統一!

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2008年12月4日(木) アルゼンチン ブエノスアイレス ルナパーク

WBA/WBCスーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦

WBA王者マルセラ・アクーニャ(アルゼンチン)○ 判定3−0 ×WBC王者アレハンドラ・オリベラス(アルゼンチン)
95−94、97−93、98−91

 ブエノスアイレス、ルナパーク・スタジアムの1万5,000人が見守る中で行われた世界チャンピオン同士の対決は、5回にアクーニャ選手が、プロ無敗のオリベラス選手から右ストレートでダウンを奪い、3−0の判定で勝利してWBA/WBCスーパーバンタム級王座の統一に成功。


 ↑再生マーククリックで動画が始まります(回線が遅いので始まるまでに時間がかかることがあります)。青のコスチュームがアクーニャ選手、白と黒のコスチュームがオリベラス選手。

 アルゼンチンが誇る2人の偉大な選手は、試合後、またいつか再び戦うことを誓いあってリングをあとにしました。

 WBAに続いてWBCのベルトも手にしたアクーニャ選手は、近いうちにWBCの同級暫定王者であるジャッキー・ナヴァ選手とも戦うことになります。

 この試合の結果を含むアクーニャ、オリベラス、両選手の戦績は以下の通り。

マルセラ・エリアナ・アクーニャ 36戦31勝5敗16KO
アレハンドラ・マリーナ・オリベラス 14戦11勝1敗2分3KO

関連記事 マルセラ・アクーニャ 豪打全開

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2008年09月04日

クリスティー・マーティンとホリー・ホルム

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 8月のWOWOWエキサイトマッチ女子ボクシング特集では、ドイツのトップファイタースージー・ケンティキアン選手の名前が出ませんでしたが、アメリカではホリー・ホルム選手の名前が出ませんでしたね。ちょっとびっくりしました。
martin vs holm
 このポスターの向かって右側の人が現在アメリカで人気最高のホリー・ホルム選手です。そして左側の人がWOWOWエキサイトマッチで紹介されていたクリスティー・マーティン選手です。このマーティン選手こそは、女子プロボクシングをメジャーの場に引き上げた最初のスターファイターと言えるでしょう。

 プロのリングで世界で最初に試合をした女子選手は誰かというのは非常に難しい問題です。というのも、女子のボクシングマッチが組まれるというのはわりと古くからあって、最初の選手が誰と誰かということはハッキリしていません。また、スターと呼ばれる選手も何人かいました。しかし、男子と変わらないほどにお客さんを呼べる最初の大スター女子選手は、クリスティー・マーティン選手だったことには議論の余地はないでしょう。

 マーティン選手はかの有名なドン・キング氏に見いだされて1994年からラスベガスのリングに上がり、それまでの女子ボクシングのイメージを破る「倒しにいくボクシング」で人気を得て、スター選手の仲間入りをしました。

 マイク・タイソン選手やレノックス・ルイス選手の世界戦の前座をつとめるなど、1990年代から2000年代初頭にかけてのマーティン選手は、まさに女子ボクシングの顔でした。あのレイラ・アリさんもマーティン選手の活躍を見てボクシングへの道を選んだのです。

 女子中量級最強の名をかけて、ルシア・ライカー選手との世紀の激突が行われるはずだった2005年夏、ライカー選手の負傷によって二人の対戦は流れましたが、代わってその年の秋、マーティン選手に挑んだのがサウスポーの若手(24歳)、ホリー・ホルム選手でした。

 この時までにすでに46勝しているマーティン選手に対して、ホルム選手はわずか10勝のキャリア。37歳という年齢による衰えを考慮してもマーティン選手の優位は動かないと思われていました。が、ホルム選手は足を使ってリング狭しと動き回り、結果は3人のジャッジがホルム選手を支持しての大金星。この試合が彼女の出世試合となったのです。

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2008年08月19日

WOWOW エキサイトマッチ 女子プロボクシング

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エキサイトマッチ
 あの「WOWOWエキサイトマッチ〜世界プロボクシング」に久々に女子ボクシングが登場です。

 かつては、レイラ・アリクリスティ・マーティンなどの試合も放送したことのあるWOWOWエキサイトマッチですが、このところ全然女子を放送してくれず、ファンにはつらい日々が続いていましたが、ついに女子ボクシングが復活です。

 とは言っても今回は誰かの試合を放送するというわけではなく、世界の主な女子ボクサーをざっと紹介していくという企画のようです。これがきっかけになって、今後は女子も月に1回ぐらいは放送してくれるようになると本当にありがたいのですが。

 WOWOWさんは、アメリカをはじめとして、ドイツやヨーロッパ各国の試合の映像も持っていますから、女子の名選手はほとんど網羅できると思います。アメリカのホリー・ホルムホリー・ダナウェイチベール・ホールバック、ドイツのスージー・ケンティキアンアリシア・グラフ、フランスのミリアム・ラマール、韓国のキム・ジュヒ...誰が紹介されるでしょうね。

 過去のネコパンチ系のグラビア系選手は無視して、現在のシャープでソリッドな本格派をたくさん紹介してくれると良いのですが。

 放送日は以下のとおりです。

WOWOWエキサイトマッチ〜世界プロボクシング
夏休み特集(2)「女子プロボクシングの世界マップ!」

初回放送
8月25日(月)20:00〜
再放送
8月28日(木)26:20〜
8月29日(金)28:00〜

WOWOWエキサイトマッチ〜世界プロボクシング

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2008年08月07日

アン・ウルフ 戦う女性ボクサー〜お母さんの奮闘記

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 世界のベルトを何本も持つスーパーミドル級のアン・ウルフ選手が、ヘビー級のヴォンダ・ウォード選手をKOするこのビデオはあまりにも有名ですね。


 このあと、対戦相手がなかなか見つからず、噂になったレイラ・アリ選手との対戦も決まりませんでした。仕方なく男子選手との試合が組まれたこともある(アクシデントでキャンセルになりましたが)伝説的ハードパンチャー、アン・ウルフ選手。

 彼女のドキュメンタリーがケーブルテレビなどで放送中です。放送タイトルは「戦う女性ボクサー〜お母さんの奮闘記」または「輝き続ける人生〜車椅子ラグビー」で、1時間の中に3つほどの違ったスポーツのミニ・ドキュメンタリーが含まれています。
アン・ウルフ

「戦う女性ボクサー〜お母さんの奮闘記」
8月10日 5:00〜6:00 J sports 2 タイムレス#22
8月12日 14:00〜15:00 J sports ESPN タイムレス#22
8月29日 27:00〜28:00 J sports 1 タイムレス#22
9月14日 4:00〜5:00 J sports ESPN タイムレス#22
「輝き続ける人生〜車椅子ラグビー」
8月13日 17:30〜18:30 J sports 2 タイムレス#25
8月24日 5:00〜6:00 J sports ESPN タイムレス#25
8月30日 5:00〜6:00 J sports 2 タイムレス#25
8月31日 27:00〜28:00 J sports 1 タイムレス#25
正確な番組検索はこちらから

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2008年08月06日

WBCアトム級チャンピオン ウィンユー・パラドーンジム選手

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 8月11日にWBCアトム級タイトル防衛戦で小関桃選手(青木)の挑戦を受けるウィンユー・パラドーンジム選手とは?

 資料によると、83年生まれで今月25才を迎えます。アトム級ではかなり長身といえる165センチ。ムエタイ出身のようです。

 ボクシング戦績は9戦7勝1敗1分で、1敗はWBCライトフライ級現王者サムソン・ソー・シリポーン選手に対する判定負け。

 5月に夛田選手と対戦したリリー・ラチャプラチャジム選手には、過去に判定で勝利しています。



 ウィンユー・パラドーンジム選手の映像を入手しました。2007年5月、パンダ・オー・ユッタチャイ選手(青トランクス)との8回戦です。後ろ重心で、後退しながらディフェンス、カウンターを常に狙っているというリーチの長いムエタイ出身ボクサーの典型的な動きですね。

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2008年07月30日

クリスティーン・トレド 英国王者に判定勝利

 MuayThai

 クリスティーン・トレド選手が、7月26日、ホームのラスベガスで、英国ムエタイ王者のルース・アッシュダウン選手を3−0の判定で下しました。


2008年7月26日ネバダ州 ラスベガスヒルトン
ワールド・ムエタイ・チャンピオンシップ
ムエタイルール

クリスティーン・トレド(アメリカ)○ 判定3−0 ×ルース・アッシュダウン(イギリス)

christinetoledo.com
前回の記事

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2008年07月23日

WBCフライ級タイトルマッチ 王者ガラッシが防衛

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 先日、簡単にお伝えしたWBCフライ級タイトルマッチについて、あらためてまとめてみます。

シモーナ
2008年7月18日 イタリア マルシェ
WBCフライ級タイトルマッチ
シモーナ・ガラッシ(イタリア)○ 判定3−0 ×アイリーン・ミヨコ・オルシェウスキー(アメリカ)

写真のあるページ

 王者ガラッシ選手が大差の判定でオルシェウスキー選手をくだしました。二人のジャッジが99対91、一人が99対92ということで、ガラッシ選手の圧勝と言えるでしょう。

シモーナガラッシwbc
 アマチュアではゴールデングローブに輝いているオルシェウスキー選手が、ここまでの差を付けられるとは意外でした。

 前王者ステファニア・ビアンキーニ選手も、似たようなスコアでガラッシ選手に敗れているので、現王者ガラッシ選手の強さは本物でしょう。これで、ガラッシ選手のプロ戦績は10戦8勝1分1無効試合となり、黒星無しで順調そのものです。

 オルシェウスキー選手は、カリーナ・モレノ戦からこれで2連敗となり、ガラッシ選手のあとはモレノ選手と再戦したい、と語っていた今後のプランを考え直すことになりそうです。

 一方、前王者ビアンキーニ選手は6月に再起戦に勝利して健在をアピールしています。ビアンキーニ選手は、1995年に来日して、三井綾選手とキックルールで対戦したことがあります。あの世代の選手がまだまだ第一戦で活躍しているのは素晴らしいことですね。ちなみに、ビアンキーニ選手37才、ガラッシ選手36才です。

前回記事 女子ボクシング 7月は WBCフライ級 決戦


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2008年07月20日

シモーナ・ガラッシがWBCフライ級を防衛

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シモーナガラッシwbc

 7月18日にイタリアで行なわれたWBCフライ級タイトルマッチは、王者シモーナ・ガラッシ選手(イタリア)が、同級2位アイリーン・ミヨコ・オルシェウスキー選手(アメリカ)に、大差の判定で勝利し、初の防衛を飾ったとのことです。

 試合の詳細や、写真などについては、おってご紹介します。

前回記事 女子ボクシング 7月は WBCフライ級 決戦


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2008年07月09日

キム・ジュヒ 2冠獲得

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 WBA王者キム・ジュヒ選手は、6月28日、韓国アニャン市で開かれたWIBAライトフライ級(空位)のチャンピオン決定戦で、中国のリー・ハイリー(漢字不詳です。すみません。)選手を5回37秒にKOで下し、同級世界二冠を達成しました。



 序盤にはパンチをもらい、2回には鼻血がにじむキム・ジュヒ選手でしたが、3回から攻勢を取り、4回には試合を決定する連打、5回に右フックで勝利をつかみました。

 経験も乏しく、下の階級から体重を上げての挑戦だったリー選手には荷が重かったようです。ハッキリ言って、タイトル戦のカードとしてはミスマッチ。キム選手にとってはケガからの10ヶ月ぶりの復帰戦なので、そういう意味では納得できますが、その試合でタイトルを取らせちゃいけません。

 キム・ジュヒ選手、なかなか良いんですが、もっと歯ごたえのある選手とやらないとこれ以上伸びなくなってしまうのでは?

 ともかく、これで、WBA、WIBAの2本のベルトを巻いたキム選手の次の目標はWBCだそうです。3本のベルトを達成した後は、ドイツやアメリカに進出したい、と海外のリングへの意欲を表明しました。

2008年6月28日韓国アニャン市アニャン室内体育館
WIBAライトフライ級チャンピオン決定戦
キム・ジュヒ(韓国) ○ 5回37秒KO ×リー・ハイリー(中国)

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2008年07月05日

女子ボクシング 7月は WBCフライ級 決戦

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 先月の『4大タイトルマッチ』 では、ライトフライ級のベルトを獲ることが出来なかったアイリーン・ミヨコ・オルシェウスキー選手ですが、今月は階級を本来のフライ級に戻して、WBCのタイトルマッチに挑みます。

 ミヨコ・オルシェウスキー選手は昨年9月にもWBCフライ級のタイトルマッチを経験していますが、当時の王者ステファニア・ビアンキーニ選手とは、惜しくもドローでタイトルを手にすることが出来ませんでした。

 今回は、プロ無敗の新王者シモーナ・ガラッシ選手のホームでのタイトル挑戦になります。

シモーナミヨコ












WBCフライ級タイトルマッチ 7月18日 イタリア マルシェ

WBCフライ級王者
シモーナ・ガラッシ
9戦7勝1分1無効試合
シモーナ・ガラッシHP

同級2位
アイリーン・ミヨコ・オルシェウスキー
7戦5勝1敗1分
アイリーン・ミヨコ・オルシェウスキーHP

 なお、この試合にはオルシェウスキー選手の持つWIBAフライ級のベルトはかけられていません。

 さて、女子のフライ級と言えば、有名なのがスージー・ケンティキアン選手です。彼女はWIBFとWBAのベルトを持っていて、WBCフライ級の1位でもあります。近い将来、ベルトの統一戦は実現するのでしょうか。

 それとも、アメリカのオルシェウスキー、ホリー・ダナウェイ、ドイツのケンティキアン、イタリアのガラッシ、ビアンキーニ、そして、ハンガリーのビクトリア・ミロ選手などが入り乱れて混沌としていくのでしょうか?さらに日本から藤本りえ選手、猪崎かずみ選手あたりが割って入っていくのでしょうか?

 女子ボクシング最激戦地帯とも言われるこの階級から目が離せません。

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2008年06月26日

タイトルマッチの資格

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 6月13日にアメリカで行われた女子ボクシング4大タイトルマッチはその後も反響を呼んでいるようです。

 どの試合も現在の女子戦線のトップ同士の対決で見応えがありましたが、ホリー・ホルム選手対マリー・ジョー・サンダース選手と、ミヨコ・オルシェウスキ―選手対カリーナ・モレノ選手の2試合が、本来の自分たちの階級ではなくて、その間をとった階級でおこなわれたことを見れば、女子の人気選手をそろえた大会を開くことは、かなり難しいんだなあ、ということがよく分かります。

 中間階級決戦という苦肉の策で実現した「4大タイトルマッチ」ですが、ひとむかし前には、階級があきらかに違うクリスティー・マーチン選手(ウェルター級)対レイラ・アリ選手(スーパーミドル級)なんて試合を売り物にしていたアメリカ女子ボクシング事情を思い起こせば、興行サイドの意識もちゃんと進歩しているようで、拍手を贈りたいなあと思うのです。

 なにより(本来の階級が違うとは言え、同一階級を設定して)実力者同士を戦わせようという姿勢に、タイトルマッチを認定する人の良心がうかがえます。

 「実力の証明」がない人間でも世界タイトルマッチが出来るような環境は、決して選手のために良くありません。もちろん、自分たちのようなファンが喜ぶハズもありません。だって、実力者同士の対決=タイトルマッチなんですからね。まず実力ですよ、実力。

 コネやカネの事情で組まれるタイトルマッチ?そんなものがあるとするなら、いったい誰が得をするのでしょう。だって、ボクシングを早死にさせるわけですからね。それで誰が得をしますか?ボクシングが死んだら、あなたは得をしますか?

 いまの日本で世界を口にする資格があるのは菊地奈々子選手(元WBC王者で防衛1回の実績を持ちます)と風神ライカ選手(WBC王者を倒した実績があります)ぐらいのものでしょう。誰も否定できないのはその二人だけでしょう。

 私見では、元日本王者としての実績と実力(王者に認定される前から王者としての実力がありました)からして猪崎かずみ選手が世界挑戦しても異論はありません。

 今後その資格を手にしそうな選手は何人かいるでしょう。でも、どうしてもいまやらせたいという選手は日本にはいません。まず、普通の試合でお客をうならせてください。そんな気が無いのならアマチュアでやってください。

 さて、無資格者の世界挑戦と同じぐらいにボクシングの首を締めるのは、タイトルマッチでの「疑惑の判定」です。4大タイトルマッチではすべてが判定に持ち込まれ、おおむね納得のいくジャッジが行なわれましたが、ただひとつだけ〈IBAストロー級タイトルマッチ〉のウェンディ・ロドリゲス選手対ホリー・ダナウェイ選手の一戦には、疑問の余地がありました。

 このブログで、わたしたちは「ダナウェイ選手がポイントで逃げ切って勝利か。しかし、判定はロドリゲス選手。」と書きました。海外のいくつかのサイトもこの判定に疑問を呈しました。womenboxing.comではトップページで2回にわたってダナウェイ選手側の「判定がおかしいのでリマッチを要求」という主張を載せました。試合が行なわれた地元のニューメキシコのサイトもダナウェイ選手の「私は負けていない」という言葉を載せました(newmexicoboxing.com写真が多くていいサイトです)。ダナウェイ選手は勝ちを盗まれたと書いたサイトもありました。

 言うべきことは言える環境、とても素晴らしいですね。そして、ダナウェイ選手とロドリゲス選手の再戦が実現したならもっと素晴らしいと思います。

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2008年06月22日

激震!イヴァノヴァが世界王者クリステンセンに完勝!

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 21日にデンマークのコペンハーゲンで行なわれたタイトルマッチで、WBCおよびGBUバンタム級の安定王者アニタ・クリステンセンが0−3の判定で王座を陥落、新王者にブルガリアのガリーナ・コレヴァ・イヴァノヴァ選手が輝きました。

 クリステンセン選手はこれまで25戦して無敗、ほとんどの勝利が3−0の判定かTKOという高度に安定した戦績で、しかも、地元のデンマーク以外ではめったに試合をしないという難攻不落の選手でした。

 対するイヴァノヴァ選手はブルガリア出身ですが、デビュー直後の3戦以外は全部アウェイの外国での試合、しかも、彼女の本来のフェザー級ではなく三階級も軽いスーパーフライ級や、二階級も重いライト級に引っ張り出されるなどして苦労の連続で、タイトルもヨーロッパ王者の経験があるのみです。今回も、二階級軽いバンタム級でのアウェイマッチなので、苦戦は必死と思われたのですが・・・。

 womenboxing.comの記事によれば、4回にダウンを奪うなど、一方的なイヴァノヴァ選手の試合で、ジャッジは3人全員がイヴァノヴァ選手を支持。そのうち一人は100対89というスコアだったそうです。

 この試合の結果により、ガリーナ・コレヴァ・イヴァノヴァ選手はWBC、GBUおよびWBAの3本のバンタム級のベルトを手にしました。本国で琴欧洲関と同じくらいに人気が出るといいですね。

Galina Koleva Ivanova
ガリーナ・コレヴァ・イヴァノヴァ選手
WBC、GBU、WBAバンタム級王者
30才 ブルガリア 168cm サウスポー

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2008年06月14日

4大タイトルマッチ 結果

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FINALLY
6月13日 アメリカ・ニューメキシコ州で行われた女子ボクシング4大タイトルマッチの結果です。

〈IFBAジュニアミドル級タイトルマッチ〉
ホリー・ホルム○(判定3−0)マリー・ジョー・サンダース×

 ゴング前からガチガチの表情のホルム選手。やはりホルム選手といえども、上の階級との激突にはナーバスになるのでしょう。対するサンダース選手は余裕の微笑み。減量して精悍な表情です。

 少しずつ間を詰めて重いパンチを叩き込みたいサンダース選手。しかし、下がる相手をとらえきれず、狙い過ぎで手数も少ない。プレッシャーをさけるように下がっては、一気に打ちながら前に出るホルム選手。が、気持ちばかりが先行し軽いパンチ。

 いつになくぎこちないホルム選手であったが、中盤過ぎから、離れ際にしつこく打つパンチや、クリンチを振りほどきながらこすり上げるように打つアッパーなど、彼女らしさをとりもどし、8回からは完全にホルムペース。

 サンダース選手は最後までホルム選手をとらえきれずに自慢の強打は不発に終わり、判定は全員一致でホルム選手に。


〈IFBAライト級タイトルマッチ〉
チベール・ホールバック○(判定2−1)ジニー・ガーサイド×

 レフティの技巧派ガーサイド選手は、ホールバック選手の強打を封じるために、序盤から積極的に前に出て、自分から先に仕掛けます。

 ガーサイド選手が前進を続け3回には左のビッグパンチを当てるなど攻勢。ガーサイド選手の圧力は強く、ホールバック選手は警戒ぎみ。4回後半に打ち合いの中からホールバック選手のきれいな右アッパー、右フック。しかし、6回にはガーサイド選手の有効打が目につくなど一進一退。

 9回、ガーサイド選手の圧力が弱まったと見るや、ホールバック選手が主導権をとり、10回終盤にはホールバック選手のラッシュが炸裂したところで試合終了。


〈IBAストロー級タイトルマッチ〉
ウェンディ・ロドリゲス○(判定2−1)ホリー・ダナウェイ×

 小柄なロドリゲス選手は本来は飛び込んでかき回したいところでしょうが、かなり慎重になっていて手を出しません。反対に、リーチと身長に勝るダナウェイ選手のほうが積極的に前に出るという展開。多彩なパンチがうまさを感じさせます。

 1回、2回を積極的に攻めたダナウェイ選手はポイントでリードを奪ったという判断からか、3回からはアウトボクシングにスウィッチ。しかし、アウト一辺倒というわけではなく、相手が打って来たときにはそれ以上を打ちながら押し返すという力強いボクシング。

 6回以降、前へ前へと打って出て来たロドリゲス選手。対するダナウェイ選手は、応戦する回数を最小限に減らし、体力を保って逃げ切る作戦か。

 終盤はダナウェイ選手も打ち返すが、両者とも決定打のないまま判定へ。ダナウェイ選手がポイントで逃げ切って勝利か。しかし、判定はロドリゲス選手。


〈IFBAジュニアフライ級タイトルマッチ〉
アイリーン・ミヨコ・オルシェウスキ―×(判定0−3)カリーナ・モレノ

 先に仕掛けたのはミヨコ・オルシェウスキ―選手でした。ストレートをボディに、顔面に、打ち分けながら前進。彼女のパンチはかなり重いらしく、じりじりと後退するモレノ選手。

 4回にラッシュを仕掛けて攻勢に転じたモレノ選手。その後、何回か攻勢を仕掛け、モレノ選手のフックとオルシェウスキ―選手のストレートが交錯するスリリングな展開。オルシェウスキ―選手は狙いすぎなのか、手数ではモレノ選手。

 オルシェウスキ―選手は、10回に前へ出ながらボディフックの連打。相変わらず重く、効果的ながらも、時すでに遅く、判定勝利はモレノ選手に輝きました。


 以上、ネットのペイパービューを見ての雑文です。全体を通して見所の多いすばらしい大会だったと思います。いずれ劣らない好勝負でした。このリングでの判定は、前進する選手にポイントが入るように思いました。

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