選手:レイラ・マッカーター

2017年02月21日

女子トップクラスの技巧派 レイラ・マッカーターがメイウェザー・プロモーションと契約 夢のビッグマッチ実現なるか? ボクシング女子

 Boxing


 女子で最も高いスキルを持つ実力派ボクサー、アメリカのレイラ・マッカーター選手が、2月からあのフロイド・メイウェザーJr.さんが経営するメイウェザー・プロモーションさんの正式な契約選手となりました。

 マッカーター選手はジェリーナ・マジョナヴィッチ選手(カナダ)、メリッサ・ヘルナンデス選手(プエルトリコ)、ディアナ・プラザック選手(オーストラリア)、風神ライカ選手(日本)といった世界のトップランカーに対して2007年以来負けなしの16連勝中という素晴らしい戦績の持ち主ですが、ここ数年は、強すぎて対戦相手が見つからないというツライ状態が続いています。

 このような事態を打開するには、相手に対しても十分に魅力的な対戦の場を作って「おいしい」と思われるようなオファーをするしかありません。

 たとえば、男子の有名選手が出る大会で同じリングで戦うとか、大規模なテレビ中継があるとか、高額のファイトマネーや勝利者賞がつくとか、そういうことですね。

 しかし、しばらく前から人気が低迷しているアメリカの女子ボクシング界では、そういう条件はなかなか出せませんでした。

 けれども、今回の契約によってマッカーター選手は今後ビッグな大会に出場して世間の注目を浴びることは確実。大きなお金も動くでしょう。これは対戦相手にとっても非常にいいことですね。

 実際、マッカーター選手は「わたしたちにはもう資金の問題はないので、いいカードが組めるようになると思います。セシリア・ブレイクフス選手とタイトルマッチとかね。」と語っています。

 レイラ・マッカーター対セシリア・ブレイクフス戦!これは黄金カードです。史上最高の選手同士の対戦。素晴らしくテクニカルな一戦になるでしょう。実現すればアナ・マリア・トレスジャッキー・ナヴァ戦に匹敵するかそれ以上の内容を期待できますね。

 上掲の動画は9年まえの6回戦なのですが、高度に完成しているマッカーター選手のボクシングがよく分かります。彼女はほぼ一発も打たれないで、出したパンチはほぼ100パーセント命中。理想的な戦い方です。

 相手が何もできない三流ボクサーのように見えるかもしれませんが、そうではなくて彼女は現在のWBOフェザー級世界王者のシンディ・セラノ選手(当時25才)。マッカーター選手の実力がいかに高いかということです。

 今回のことはマッカーター選手個人の話題というよりも、損になることには投資しないメイウェザー・プロモーションさんが、ついに女子ボクシングに進出したこと自体が、今後、この世界がいい方向に進む兆しなのかもしれません。

 ほかのプロモーションも女子選手との契約を進めるでしょうか?夢のビッグマッチは近いうちに実現するのでしょうか?なんとなく、アメリカではいい風が吹き始めたような、そんな気がする今日このごろです。

レイラ・マッカーター(アメリカ) 56戦38勝13敗5分9KO《円形リングの特別ルールだったディアナ・プラザック戦のKO勝利を加えると57戦39勝13敗5分10KO》

関連記事 レイラ・マッカーター VS ヨランダ・セグラ スーパーライト級 10回戦 ノーカット動画 ボクシング女子

関連記事 『ノー・ロープ・ボクシング』BKBは新時代のボクシングになれるか? レイラ・マッカーター VS ディアナ・プラザック BKBタイトルマッチ動画 ボクシング女子

関連記事 プレイバック 菊川未紀 vs レイラ・マッカーター ラスベガスでの一戦 ボクシング女子

関連記事 世界タイトルマッチでリング禍 フリーダ・ウォルバーグ VS ディアナ・プラザック WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ 現在までの経過 ボクシング女子

人気ブログランキング にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

queensofthering at 12:20|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2016年05月06日

レイラ・マッカーター VS ヨランダ・セグラ スーパーライト級 10回戦 ノーカット動画 ボクシング女子

 Boxing

2016年4月16日(土) メキシコ ネサワルコヨトル

スーパーライト級 10回戦
レイラ・マッカーター(アメリカ)
VS
ヨランダ・セグラ(メキシコ)


 アメリカの誇る技巧派ボクサー、レイラ・マッカーター選手が4月にメキシコ遠征をしました。

 マッカーター選手は過去にWBAのライト級とスーパーウェルター級の2冠を持っていましたが、最近は試合が少なく、2014年に防衛期限超過でスーパーウェルター級王座を剥奪されてからはボクシングでは無冠。

 しかし、昨年4月に「ロープの無いボクシング」として話題になった『新形式ボクシング』BKBでオーストラリアの強豪ディアナ・プラザック選手をTKOにくだしてBKBライト級王座を獲得、「レイラ・マッカーター強し」を印象付けました。

 ところが、不幸にもそのあとBKBは事実上の活動停止状態となり、せっかくの王座も意味を失ってしまいます。

 それからちょうど1年、ひさびさの10回戦に臨みますが、ご覧のように、まったくのミスマッチで試合らしい試合にはならず・・・。

 さあ、次の試合はどうなるでしょう?同じように対戦相手がいないプラザック選手とのリマッチでしょうか?

スーパーライト級 10回戦
◯レイラ・マッカーター(アメリカ)
TKO 第1ラウンド0分42秒
×ヨランダ・セグラ(メキシコ)
レイラ・マッカーター選手のTKO勝利

この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
レイラ・マッカーター(アメリカ) 55戦37勝13敗5分9KO
ヨランダ・セグラ(メキシコ) 29戦16勝13敗10KO

関連記事 『ノー・ロープ・ボクシング』BKBは新時代のボクシングになれるか? レイラ・マッカーター VS ディアナ・プラザック BKBタイトルマッチ動画 ボクシング女子

関連記事 プレイバック 菊川未紀 vs レイラ・マッカーター ラスベガスでの一戦 ボクシング女子

関連記事 世界タイトルマッチでリング禍 フリーダ・ウォルバーグ VS ディアナ・プラザック WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ 現在までの経過 ボクシング女子

人気ブログランキング にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

queensofthering at 19:30|PermalinkComments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2015年09月27日

『ノー・ロープ・ボクシング』BKBは新時代のボクシングになれるか? レイラ・マッカーター VS ディアナ・プラザック BKBタイトルマッチ動画 ボクシング女子

 Boxing

2015年4月4日(土) アメリカ ラスベガス ホテル・マンダレイ・ベイ

BKBライト級王座決定戦 2分7回戦
レイラ・マッカーター(アメリカ)
VS
ディアナ・プラザック(オーストラリア)

 昨年、アメリカで新しいボクシング団体が生まれました。その名はビッグ・ノックアウト・ボクシング (Big Knockout Boxing)、略称BKBです。

 しかし、この団体、いろいろと既存のボクシングとは違います。

 まず、リングが直径5.2mの円形。コーナーがないので、柱もなくて、ロープもない。そのかわり、リングアウトするとダウン扱いで減点。

 男子も女子も1ラウンドが2分、通常5回戦、タイトルマッチでも7回戦。

 判定基準、その他はふつうのボクシングと同じ。

 と、文字で書いてもピンと来ないと思いますので、動画をご覧ください。
レイラ・マッカーター VS ディアナ・プラザック ラウンド7

 いかがでしょうか?コーナーポストもロープもなく、さらに、リングがスリ鉢状に低くなっているので、お客さんからは見やすいですね。

 後楽園ホールのリング(一辺が5.5m)に比べても、リングスペース(オレンジ色の円形ライトの内側)はかなり狭くなっています。

 円形のリングはキック系のワールド・コンバット・リーグ(World Combat League) WCLという前例があり、最近もザ・サークル(The Circle) が円形リングを使っていますが、いずれもかなり広さはあり、BKBのリングの狭さは際立っています。これは「距離を使わずに近くで戦え」という主催者さんの意思表示ですね。

 試合時間が短いのも「スタミナを温存しないで戦え」という意味でしょう。

 さて、その新団体の第2回大会に女子選手として初めて登場したのが、地元ラスベガスのスターで卓抜したテクニシャンのレイラ・マッカーター選手と、オーストラリアが生んだ豪腕ディアナ・プラザック選手。かなり気合いの入ったビッグカードでした。

BKBライト級王座決定戦 2分7回戦
○レイラ・マッカーター(アメリカ)
TKO 第7ラウンド 1分50秒
×ディアナ・プラザック(オーストラリア)
レイラ・マッカーター選手が7回TKOで勝利。
BKBライト級王座を獲得。
(ディアナ・プラザック選手は7回にダウン1)

 試合は狭いリングでも足を使って自由に動けるマッカーター選手がプラザック選手の豪打をかいくぐり、終盤にコンビネーションで追いつめてダウンを奪うという劇的な内容で、この日の一番の盛り上がりとなったそうです。

 しかし「狭いリングで短期決戦ならKOが増える」と考えた主催者さんの思惑とは違って、この日の9試合のうちKO/TKOは計3試合。ふつうのボクシングの大会と変わらないKO率でした。

 でも、KO率は別にして、リングが見やすいのと、時間が短く、最長の7ラウンド判定まで行っても20分以内で試合が終わるのはお客さんにはいい要素かもしれません。

 BKBは昨年8月に旗揚げ戦、今年は4月と6月に興行を打って、そろそろ第4回大会が発表される時期ですが、どんな選手が出るのか楽しみです。

関連記事 プレイバック 菊川未紀 vs レイラ・マッカーター ラスベガスでの一戦 ボクシング女子

関連記事 世界タイトルマッチでリング禍 フリーダ・ウォルバーグ VS ディアナ・プラザック WBCスーパーフェザー級タイトルマッチ 現在までの経過 ボクシング女子

人気ブログランキング にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

queensofthering at 13:25|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2011年03月05日

プレイバック 菊川未紀 vs レイラ・マッカーター ラスベガスでの一戦 ボクシング女子

boxing

2002年7月13日(土)アメリカ ネバダ州ラスベガス

フェザー級 4回戦
菊川未紀
VS
レイラ・マッカーター(アメリカ)


 文明や技術の歴史の過程を無視して、ありえない時期から超然と存在しているナゾの進化物体をオーパーツと呼びますが、シュガーみゆき選手と菊川未紀選手はまさに日本女子ボクシング界のオーパーツ。彼女たちを初めて見た時は衝撃でした。

 シュガーみゆき選手のプロボクシングデビューは1995年12月、菊川未紀選手は1998年2月ですが、その当時からふたりのボクシングは今の目で見ても驚きの声が出るほどの完成度だったのです。

 「女子プロボクシング」という言葉すら珍しいそのころ、シュガーみゆき選手はドイツで世界王者レギーナ・ハルミッヒ選手のベルトに挑戦して敗れましたが、一人のジャッジの採点は1ポイント差という接戦でした。

 シュガー選手よりも5才若い菊川選手は2000年に渡米してロサンゼルスのジムで武者修行。同じジムにはレイラ・アリ選手も在籍している華やかな時期でした。

 今回、ご紹介した動画は2002年のラスベガスでの試合。相手は名ボクサーとして必ずや歴史に名を残すであろうレイラ・マッカーター選手。会場はラスベガスのなかでもど真ん中に位置するメジャー会場、アラジンリゾート(現在の名はプラネットハリウッド)です。
 
フェザー級 4回戦
×菊川未紀
判定3−0
○レイラ・マッカーター(アメリカ)

 こんなところでスポットライトを浴びた日本人女子ボクサーが9年も前にいたことは日本の誇りだと思います。

 その菊川選手の試合がいよいよ明日、大阪でおこなわれます。相手はデビュー以来3戦全勝の新鋭川西友子選手。どんな試合になるのでしょうか?

関連記事 3月6日 菊川未紀 vs 川西友子 6回戦 予定

関連記事 菊川未紀 激レアデータ(ほぼ)全戦績

banner_02

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

qbar

queensofthering at 11:55|PermalinkComments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2011年02月15日

レイラ・マッカーター 6回戦でカムバック ボクシング女子

boxing

レイラ・マッカーター2011年2月12日(土)コロラド アメリカ

ライト級6回戦
レイラ・マッカーター(アメリカ)[写真]
判定3−0
×シンバリー・ハリス(アメリカ)
レイラ・マッカーター選手の判定勝利。
(60−53、60−53、59−54)

 前WBA/GBUライト級王者レイラ・マッカーター選手が対風神ライカ戦以来ひさびさの復帰戦をおこないユナニマスデシジョンで勝利しました。

この結果を含む両選手の戦績は以下のようになります。
レイラ・マッカーター(アメリカ)51戦33勝13敗5分7KO
シンバリー・ハリス(アメリカ)22戦5勝16敗1無効試合

関連記事 風神ライカ選手をベガスで迎え撃つWBA王者レイラ・マッカーター選手とは

banner_02

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

qbar


queensofthering at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2010年06月01日

レイラ・マッカーター vs 風神ライカ 世界タイトルマッチ 試合動画 女子ボクシング

boxing

 スポーツの理解にはまずその種目を実際に目にすることが一番だと言われます。その次にいいのはテレビやビデオなどで見ることです。

 日本ではやはり一番テレビ放送の多い野球にいい選手が多いですし、かつてはマイナーだったサッカーもJリーグ発足後は比較的簡単に海外のトップ選手を見られるようになったこともあり、それ以前と以降では段違いに選手の質が向上した効果がありました。

 そういう意味で、ボクシングの試合もなるべく多くテレビで見れるといいのですが、現状ではそうではありませんので、ネットの動画がそれを肩代わりしてくれています。とくにここ数ヶ月は女子ボクシングの動画がかなりの勢いで充実してきて目が離せません。

2009年7月3日(金) ネバダ州ラスベガス サウスポイントホテル

WBA/GBUライト級タイトルマッチ 2分10回戦
王者 レイラ・マッカーター(アメリカ)
vs
挑戦者 風神ライカ(竹原&畑山)



 昨年7月のビッグマッチWBA/GBUタイトル戦『レイラ・マッカーター vs 風神ライカ』の動画の発見報告をいただきましたのでご紹介します。



 この試合はどうやら現地での話題作りに失敗したらしく、客入りが最悪だったということです。試合後のネットでの反響もさみしいもので、テレビ放送の情報をチェックしてもまったくヒットせず、QRはこの放送は中止になったものと思っていました。あきらめていた試合が見れて非常にうれしいです。



 この試合に関して日本ではライカ選手が優勢だったのに負けにされたような報道になっています。『2回には右でダウンさせたが、スリップと判断された。』『畑山トレーナーも「ダウンも減点もとってくれない。米国も地に落ちた」と怒った』と書かれています。

 実際に動画を見ると「真実がどうだったのか」が良く分かりますね。

 ネットの動画は画質に限界があるため、実際に会場で見ることはもちろん、テレビで見ることに比べても情報量では劣りますが、それでも「あると無いとでは大違い」です。

2009年7月3日(金) ネバダ州ラスベガス サウスポイントホテル

WBA/GBUライト級タイトルマッチ 2分10回戦
○王者 レイラ・マッカーター(アメリカ)
判定3−0
×挑戦者 風神ライカ(竹原&畑山)
100−90、100−90、100−90
〔情報提供:ゆめさま〕

banner_02

qbar

queensofthering at 23:50|PermalinkComments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2009年07月12日

女子ボクシング WBCライト級王者アン・マリー・サクラートがWBAライト級王者レイラ・マッカーターに挑戦状

boxing



 WBCライト級王者アン・マリー・サクラート選手(アメリカ)が、WBCのベルトの返上を覚悟で、WBA同級王者レイラ・マッカーター選手(アメリカ)に対戦を呼びかけました。

 サクラート選手はマッカーター選手に「ライカ選手に勝ったというだけでなく、通算50戦という偉業に対してお祝いを言いたい。ボクシング選手としてだけでなく戦士として尊敬するあなたと是非戦いたい(アメリカのボクサーは戦士warriorという単語を最高の褒め言葉として使います)。9月のラスベガスの大会の対戦者が決まってないなら、わたしが立候補する。」と明言。

 しかし、マッカーター選手は3分制のWBAが一番のお気に入りで、2分制のWBCにはまったく関心が無い人なので、WBC王者のサクラート選手との対戦は考えたことが無いと思います。

 そこで、サクラート選手は「WBCは3分12ラウンドを許さないから、マッカーター選手とラスベガスで戦えば、わたしはWBCのベルトを返上しなければなりません。でも、わたしの腰にあるのは単なるベルトじゃなくて王者の印なのです。WBA王者と戦うことはWBCを返上しても価値のあること。」とWBCをあきらめてまでWBAの挑戦者として試合にのぞむ構え。

 彼女は過去に3回WBCライト級王者に輝いていて、非常にこのベルトに誇りを持っているのですが、その彼女がここまで言うのは、ハンパじゃない覚悟のあらわれでしょう。

 さあ、この熱烈な挑戦状に、どう答えるでしょうか、マッカーター選手。

猪崎さんの世界戦のことバナー

banner_02

qbar

queensofthering at 18:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2009年07月04日

レイラ・マッカーター vs 風神ライカ WBA/GBUライト級タイトルマッチ 結果

boxing


2009年7月3日(金) ネバダ州ラスベガス サウスポイントホテル
American Boxing Promotions presents "Fireworks - The Rematch"

WBA/GBUライト級タイトルマッチ 2分10回戦
レイラ・マッカーター(アメリカ)
判定3−0
×風神ライカ(竹原&畑山)
レイラ・マッカーター選手がユナニマス・デシジョンでタイトルを防衛
100−90、100−90、100−90
 
ラスベガス・サンの記事
 ←写真の端をクリックすると次の写真になります。

この結果、両者の戦績は以下のようになりました。

レイラ・マッカーター 50戦32勝13敗5分7KO
風神ライカ 25戦18勝6敗1分6KO
(戦績はJBC公認以前からのものです)

関連記事 女子ボクシング レイラ・マッカーター vs 風神ライカ WBA/GBUライト級タイトルマッチ 決定

猪崎さんの世界戦のことバナー

banner_02

qbar

queensofthering at 15:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

2009年07月01日

女子ボクシング いよいよ7月3日 風神ライカ選手をベガスで迎え撃つWBA王者レイラ・マッカーター選手とは

 Boxing

レイラ・マッカーター カリフォルニア生まれ(1979年)のレイラ・マッカーター選手は、8才の頃から空手、カンフー、柔道を始めるほどの武術大好き少女で、十代の後半には、当然のようにキックボクシングのリングに上がるようになっていました。

 その後、ボクシングの試合にもトライし、1998年にプロとしてデビュー。ボクシングスターを目指しますが、最初の6試合の戦績は1勝4敗1引き分けとパッとせず、2000年には試合に呼ばれてやって来たラスベガスで対戦相手に試合をすっぽかされ、プロモーターにファイトマネーを踏み倒されるという災難に...。

 しかし、現地のボクシングジムがマッカーター選手の才能を見抜き、プロとしてのトレーニングを受けられることになります。ここから事態は好転し、7試合目からは順調に勝ち星を重ね、波に乗ったマッカーター選手は次々に試合をこなしてハイペースでプロとしての経験を積み上げます。

 2002年には、4月に東京でライカ選手と8回戦を判定で勝ち、7月にはラスベガスのアラジン(現プラネット・ハリウッド)で菊川未紀選手と4回戦で判定勝ちなど、この年だけで実に9試合を経験。

 また、1ラウンドが2分ではなく、男子と同じように3分で戦えばもっといいものを見せられる、と考えるマッカーター選手は、女子の試合でも3分制が公認されるように積極的に働きかけ、ネバダ州のコミッションや、WBAやGBUは、彼女の主張を全面的に認めました。

 このため、彼女の地元、ネバダ州ラスベガスでやる試合は、2006年秋から彼女の試合はすべて3分制になっています(今回は日本の関係機関からのクレームで2分制にされました)。そして2007年1月におこなわれたWBA/GBUライト級タイトルマッチは、女子ボクシングで初の3分12ラウンドが実施され、マッカーター選手がTKOで王者となっています(その後、GBUは一度陥落しましたが奪還)。


動画は2008年1月の対シンディ・セラノ6回戦

 マッカーター選手は、基本的にアウトボクシングの人で、相手のタイミングを潰すことを第一とする戦術と、どんな相手にも対応できる高いスキルが魅力。相手にボクシングをさせないボクシング、と言うか、クリンチなども巧みに使う、インサイドワークの効いた通好みの選手です。

 地元の試合では「レイラ、レイラ」の大声援が響き、彼女の試合が終わると、観客の三分の一が男子のメインを見ないで帰ってしまうことも。ボクシングの聖地ラスベガスの地元ファンから絶大な人気があります。

 勝率6割、KO率1割4分という数字は、世界王者として決して高くは有りませんが、メリッサ・ヘルナンデス選手、べリンダ・ララクエンテ選手、メリー・ジョー・サンダース選手、チベール・ホールバック選手、ジェリーナ(エレーナ)・マジョナビッチ選手などの一流選手と好んで戦い、そのファイト内容の良さが彼女の評価を高めています。

 現在のマッカーター選手は、ここしばらく負け無しの8連勝中。しかし、最近は、法律関係の勉強のために長いあいだ試合からはなれていて、今回の対風神ライカ戦は実に11カ月ぶりのファイト。

 その間にライカ選手は、サクラート選手、ゲルーラ選手と死闘を演じて経験値を積み、渡米してメリッサ・ヘルナンデス選手、べリンダ・ララクエンテ選手らとの練習でスキルアップもはかりました。勝率7割5部、KO率は2割5分と、いずれもマッカーター選手を上回るライカ選手。

 試合当日に、どちらの選手のコンディションが良いのか悪いのかは、フタを開けてみなければわかりません。マッカーター選手の機動性か、ライカ選手のパンチ力か、これは面白い試合になりそうです。

 また、ラスベガスのスポーツといえば、当然、賭け(スポーツ・ブック)の対象になります。試合の開かれるホテルで現金が賭けられるわけですが、ふたりにどんなオッズ(倍率)が付くのか楽しみです。日本では有り得ないこんなことも、向こうでは当たり前なんですね。

WBA/GBUライト級王者
レイラ・マッカーター 49戦31勝13敗5分7KO

元WIBAライト級王者
風神ライカ 24戦18勝5敗1分6KO
(戦績はJBC公認以前からのものです)

関連記事 女子ボクシング レイラ・マッカーター 風神ライカ WBA/GBUライト級タイトルマッチ いよいよ次週

関連記事 女子ボクシング レイラ・マッカーター vs 風神ライカ WBA/GBUライト級タイトルマッチ 決定

猪崎さんの世界戦のことバナー

banner_02

qbar

queensofthering at 21:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote