観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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必見!!世界を制するローマ・ルックブンミーの首相撲  IFMA世界大会48kg決勝戦 ローマ・ルックブンミー VS ヴェラ・ブガ World Muaythai Championship 2018 ムエタイ女子

 Muay Thai

2018年5月19日(土)メキシコ カンクン
World Muaythai Championship 2018

ムエタイ 48kg級決勝戦 3分3R ヒジ、ヒザ、首相撲あり
ヴェラ・ブガ(ロシア)赤
VS
ローマ・ルックブンミー〔スピサーラ・コンラック〕(タイ)青

 タイが誇る女子軽量級の実力者ローマ・ルックブンミー選手は今年からMMAに進出し、現在、一部ではMMA専業選手かのような扱いがされていますが、いまでも現役トップムエタイ選手であることは変わりません。というわけで、本年もIFMA世界大会に出場したローマ選手(2015年優勝、2016年準優勝、2017年優勝)は、順当に決勝戦に進出。


 試合はご覧の通り、組んだ瞬間からローマ選手の優位となってしまい、相手のヴェラ・ブガ選手がまるで素人のように見えてしまいますが、これは間違いなく世界1位と2位の戦いなんです。どれだけローマ選手の技が優れているかということがよく分かりますね。

 また、いかにもスポーツ的なものではなく、実戦武術的な格闘技では、非常に組み技が大事であることが彼女の戦い方から分かると思います。

 「組み技禁止」というルールさえなければ、人は格闘の際には組むのが自然であり、組みと打撃を連動させる技の体系こそが最強なのです。

 ローマ選手は投げの際に、崩れていく相手に「ほら、ヒザも入るよ」という動きを見せていますが、あれこそがムエタイの実戦用法(あの体勢で実際に攻撃を入れてもムエタイでは問題にはなりません)。「倒れた相手にはヒザ蹴り禁止」などという非実戦的なMMAのルールでは反則となるようですが(苦笑)。

 余談ですが、この試合のあと、ローマ選手が来日してMMAをやったそうです。組みの出来ない選手とのマッチメイクの結果、相手は凄惨なことになってしまったようです。

 プロレスに染まってるひととガチの格闘家をマジでぶつけたらダメなことぐらいどうして分かんないのでしょうか?力量差の見抜けない人はカード作らないでほしいです。格闘技は甘いもんじゃないし、残酷ショーでもないんですから。

ムエタイ 48kg級決勝戦 3分3R ヒジ、ヒザ、首相撲あり
×ヴェラ・ブガ(ロシア)赤
判定 27-30
○ローマ・ルックブンミー〔スピサーラ・コンラック〕(タイ)青
ローマ・ルックブンミー選手が判定勝利でIFMA世界大会48kg級ゴールドメダルを獲得しました。

19th May 2018 in Cancun, MEXICO
3x3mins MuayThai 48kg Final
Vera Buga(Russia) vs. Suphisara Konlak (a.k.a. Lomar Lookboonmee)(Thai)
Winner Suphisara Konlak (a.k.a. Loma Lookboonmee)(Thai) by Decision.

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