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武林風のよくわからない判定 ファン・リー VS ケイト・ショーリー 結果&ノーカット動画 WLF武林風 キックボクシング女子

 KickBoxing

2017年5月7日(土)中国 河南省 河南テレビ第8スタジオ
WLF武林風

57kg契約 3分3R
ファン・リー(中国)
VS
ケイト・ショーリー(アメリカ)

 中国格闘技界がこのところ売り出し中の19歳の新鋭ファン・リー選手がアメリカの実力派ムエインのケイト・ショーリー選手と対戦しました。

 この武林風という大会はKー1に中国散打を取り入れたもので、首相撲は禁止、首や肩を掴んでのヒザは単発なら可、そして、キックをキャッチしての引き倒しがポイントになるという独自ルール。

 首相撲の禁止、キックをつかんでの引き倒しOKに多くのムエタイ選手が苦しめられてきましたが、ケイト・ショーリー選手も例外ではなく、最初から押されて精彩を欠く試合内容。

 ショーリー選手にとってはムエタイ以外のルールはこれが初めてなのと、このところ試合から遠ざかっていたことが不調の原因で、本人もフェイスブックで「わたしの過去最低のパフォーマンスだった」と不出来を認めています。

 一方、ファン・リー選手は自分よりもかなり大きい相手(公式発表では2センチ差ですが)にガンガン攻め込んでいい形を作り、蹴りをキャッチした後もほかの中国選手のような単なる引き倒しではなくきれいに足を刈って倒すなどの技を見せてお客さんは大喜び。

 ショーリー選手は後半に体格差を利して押し込みますが、下がりながらも有効打を当て続け、足を取って倒し続けているのはファン・リー選手。当然ファン・リー選手の勝ちと思われましたが、判定はスプリットでショーリー選手。本人も手を挙げられてもなにか意外そうな・・・。

 どうしてこういう判定になるんでしょうね?中米関係の改善を考えて気を使ったのでしょうか?(苦笑)

 あと、気になったのがケイト・ショーリー選手の名前が「クリスタン・ショーリー」選手にされてしまっていること。武林風さんは外国選手の名前を時々勝手に変えてしまうのですが、今回は単に間違っているのかな。

 それにしても、ファン・リー選手はいいファイターだと思います。小柄ながらパワーもあり、技術も向上中。毎回大きな相手と当てられながらよく頑張ってますね。適正体重ならかなり強いでしょう。

×ファン・リー(中国)
判定 1-2
◯ケイト・ショーリー(アメリカ)
ケイト・ショーリー選手の判定勝利

7th May 2017
57kg 3x3mins
Li Huang (China) vs Kate Sholy(USA)
Winner Kate Sholy by SD in WULINGFEN rules

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