観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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タイで話題 日本の噛ませボクシング

 Boxing

 以前バンコクでタクシーに乗った時、運転手さんが話し好きの人でいろいろボクシングのことなど話してくれましたが「日本に行くタイ人みんなひっくり返って負けるでしょ。でも、タイでは日本のボクサーが次々負けて泣いて帰るね。おかしいね。」と言われ、よく知ってるなあと感心しました。

 実際、来日タイ人ボクサーはタイトルマッチ以外はほぼ100パーセントが負け。そのためタイ人ボクサーは弱いと思われがちですが、そんなことはなく、世界戦で訪タイする日本人ボクサーは逆にほとんどが負けて帰ります。

 女子はふたり勝っていますが、男子は22戦して21敗、ドローがひとつで、未勝利。異常な負け率です。地元判定もあるかもしれませんが、21敗は言い訳のできない数字でしょう。
news
 どうしてこうなるのかといえば、日本側がタイから呼ぶ選手はタイトルマッチ以外は全部負けることを前提とした噛ませと思うのが普通でしょう。まともな選手は呼ばないようにしている、と。で、タイに行ってガチをやると日本人が負けてしまうんですね。

 4月1日に後楽園ホールで行われたバンタム級6回戦に登場したアェッカチャイというタイ人ボクサーが第1ラウンド1分ちょっとでばったりと倒れてKO負けになり、JBCさんから「実力不足」で招へい禁止となりましたが、そのことがタイのニュースサイト『タイラット』で記事になり話題を呼んでいます。(写真)

 記事の見出しは『チケットを買うに値しない 日本でしょうもない試合をやらされてるタイ人』。確かにそのとおりで(苦笑)。記事はここ最近招聘禁止になったタイ人のケースを列記しているだけですが、そんな試合をやる方もやらせる方も両方情けないというニュアンスのようです。

 JBCさんはときどきインチキな選手を招へい禁止にしますが、これは「取り締まってますよ」というポーズに過ぎず、実際は禁止にしても禁止にしても別の選手を呼ぶのでなんの効果もありません。
JBC招聘禁止選手リスト

 選手と書きましたが、ボクサーとはとても思えない人ばかりで、アェッカチャイ選手の場合は右、左、右、左、と規則正しく手を伸ばすだけで、タイの人から「これはボクシングじゃない」「水泳」とバカにされています。あきらかにアルバイトさんですね。

 いつまでこんなことやってるんですかね。こんなことやっても日本人選手のためにはならないのに。またタイに行って負けるんですか?

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