観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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ノンフーン VS スラプラック 地方のある日のムエタイのふつうの風景 結果&動画 ムエタイ女子

 MuayThai

2016年2月14日(日) タイ ウボンラーチャターニー県

ムエタイ 2分5R
ノンフーン(タイ)青
VS
スラプラック(タイ)赤

 ムエタイ王国タイではバンコクや、プーケット、パタヤ、チェンマイなどの観光都市には規模の大小はいろいろでも、天井と照明をそなえたスタジアム形式のムエタイ会場が必ずあって、外国からの観光客がタイの国技ムエタイを観戦出来るようになっています。

 しかし、観光化されていないたいていの地方都市にはスタジアムはなく、お寺の境内や広場に仮設のリングが置かれ、大空の下で試合がおこなわれるのがふつうの光景らしいです。

 この動画は今年のバレンタインデーにタイの東北のはじっこの県でおこなわれた大会の様子ですが、インターネットのおかげでいままでは見られなかったこんな試合も見られるようになったわけです。

 このふたりの選手は中学生ぐらいでしょうか。技術的には特に優れているわけではないかもしれませんけど、ふたりとも本当に必死に戦っているのが画面から伝わってくると思います。

 リングをぐるっと取り巻く地元の人々。何人かが手をあげて合図をしているのが見えます。賭けですね。「自分はこっちの選手に賭けるから、反対側に賭ける人はいないか?」などと交渉中なわけです。

 タイでは、こうやって一般のお客さんも試合に賭けますが、選手の身近な人も実は賭けているのです。

 ドキュメント映画『リトルファイター』を見た人なら覚えているでしょうけど、「お父さんはおまえに◯◯バーツ賭けるぞ」と言うシーンがありました。

 このような地元の試合に選手が出る時、家族や親戚や練習仲間は、選手への信頼のあかしとして現金を賭けることが一般的なようです。

 選手は負けたら大変。自分が悔しいだけではなくて、家族やまわりのひとたちがお金を損するわけですから。勝てばみんなの臨時収入になりますけどね。これは絶対に負けられない戦いです。

 このような伝統や習慣が良いか悪いかは別にして、若いうちからこういう戦いを経験するタイの選手には、外国の選手には無い何かがあると思います。

ムエタイ 2分5R
◯ノンフーン(タイ)青
判定
×スラプラック(タイ)赤
ノンフーン選手の判定勝利
14th February 2016 in Ubon Ratchathani, Thai
SlapRak vs NongFhun
NongFhun wins by decision

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