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意外なマッチメイク サイファー・ソー・スパーラット VS ソフィア・ココパフ ノーカット動画 ムエタイ女子

 Muay Thai

2016年2月26日(金)タイ チェンマイ カラーレ・スタジアム

118ポンド(53.5kg) 2分5R
サイファー・ソー・スパーラット(タイ)青
VS
ソフィア・”ココパフ”・トーコス(カナダ)赤

Saifa sor Suparat (Thai) vs Sofia “Cocopuff”(Canada)

 タイの若手実力派サイファー選手と、カナダからタイに長期遠征中で試合内容に定評のあるソフィア・ココパフ選手がチェンマイで対戦しました。

 サイファー選手は前WPMF世界バンタム級王者で、昨年にはテレサ・ヴィンテルマイア選手との決定戦に勝ってWBCムエタイの世界タイトルを穫っています。

 一方のココパフ選手は現在までにいくつかのタイトル歴はありますが、世界タイトルにはまだ手が届いていません。

 この試合はタイトル戦のような事前情報がありましたが、実際にはノンタイトルだったようです。

 一見してお分かりのとおり、両選手の体格にはかなりの違いがありますが、それもそのはず、本来はこのふたりは2階級ぐらい離れたところにいる選手です。このビデオをアップしたのはココパフ選手の所属ジムで「本当は50.8kgのココパフが53.5kgのサイファーに挑戦したのは楽しむためなんだよ(just for fun)」と書いてますが、それはそうでしょう。階級が違うのですから力試しのチャレンジですね。

 しかし、ココパフ選手は、レフリーからのブレイクの指示の後にヒジ打ちを出したり、どうも試合中に冷静さを無くしている様子。あんまり楽しんでいるようには見えません。

 正直な話、サイファー選手はバンタム級にしては押しが弱く、いまいちパワー不足の印象があったことは事実なので、ココパフ選手陣営としては「実力者のココパフ選手ならなんとかなるだろう」という読みがあったのではないでしょうか?

 しかし、実際やってみたら、思った以上にサイファー選手が強い。そんな試合だったと思います。

 当たり前ではありますが、2~3kgの体重差とか、10cm以上の身長差って、決定的な違いなんですよね。

 それに加えて、サイファー選手が昨年よりも間違いなく強くなってます。圧力が増してますし、課題だった中間距離の攻防もストレートとテンカオを有効に使っているようです。

 ココパフ選手は1年前のサイファー選手相手ならいけたかも知れませんが、今年の彼女には無理でしたね。とても面白い試合でしたが。

118ポンド(53.5kg) 2分5R
○サイファー・ソー・スパーラット(タイ)青
判定
×ソフィア・ココパフ・トーコス(カナダ)赤
サイファー・ソー・スパーラット選手の判定勝利
26th February 2016 at Kalare Boxing Stadium in Chiang Mai, Thailand
53.5kg 5x2m
Saifa sor Suparat (Thai) won over Sofia “Cocopuff”(Canada) by decision.

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