ウ・”キャンディー” ホイヤン VS ノンサーイ・シットフォーレック、ツァン・チンイー VS リャザ・アキロヴァ　結果　WMC I-1 世界泰拳大匯戦　ムエタイ女子

　Muay Thai

２０１５年１月１３日（火）　香港　九龍湾国際展貿中心スターホール
WMC I-1 世界泰拳大匯戦

Ｉー１スーパーファイト　ムエタイ　３分３Ｒ
ウ・”キャンディー” ホイヤン（香港）赤
ＶＳ
ノンサーイ・シットフォーレック（タイ）青

Ｉー１　ムエタイ５３kg契約　３分３Ｒ
“アレックス” ツァン・チンイー（香港）赤
ＶＳ
リャザ・アキロヴァ（ロシア）青

今月１３日におこなわれた香港のムエタイイベント『WMC I-1 世界泰拳大匯戦』の動画が公開されましたのでご紹介します。

とは言っても、いまのところ大会全体の動画は見当たらず、細切れなのをあらかじめご了承ください。

“Candy” Hoi-Yan Wu(Hong Kong) vs Nongsaai Sitpholek (Thailand)
まずはウ・ホイヤン選手とノンサーイ選手の試合ですが… この動画からは試合のようすがちっとも伝わってきません。ホイヤン選手がいつもチュッパチャップスをはなさないことだけは分かるんですが（苦笑）。セコンドについているのは先輩のツァン・ワイイン選手ですね。彼女の試合もそろそろ見たいところです。

Ｉー１スーパーファイト　ムエタイ　３分３Ｒ
○ウ・”キャンディー” ホイヤン（香港）
判定　３－０
×ノンサーイ・シットフォーレック（タイ）
ウ・ホイヤン選手の判定勝利

“Alex” Ching-Ye Tsang(Hong Kong) vs Lyazzat Akylova (Russia)
こちらはツァン・チンイー選手とリャザ・アキロヴァ選手の対戦です。ノーカットなのはいいんですが、なんだかルールが妙なことに。

ふたりが組み合うたびにレフリーがブレイクしていますね。ムエタイじゃなくてＫ１のようです… 。日本のムエタイイベントでも、ムエタイと名乗りながら実はルールがＫ１という試合が少なくないですが、こういうのは良くないですね。全然面白くないですし、選手の経験にもならないでしょう。

オファーした相手が純粋のムエタイ選手でない場合などに、両者の妥協点として『首相撲無し』という条件になってしまうことが多いようですが、それはもうムエタイではありませんよね。ヒジ打ち無しぐらいならいいでしょうが、組み技が無い場合は判定の比重が全然変わってしまいますし、間違ってつかんで減点でもされたらムエタイ選手は可哀想です。

なにより、ふだんやっている練習と本番が違うルールというのがいちばん良くないです。勝つためにはムエタイらしさを捨てることになるのですから。せっかく身に付けた技術が台無しになるおそれがあります。

どこのムエタイ団体のみなさんも首相撲ありは安易に妥協しないで最後まで守ってもらいたいと思います。

Ｉー１　ムエタイ５３kg契約　３分３Ｒ
○ツァン・チンイー（香港）
判定　３－０
×リャザ・アキロヴァ（ロシア）
ツァン・チンイー選手の判定勝利

On January 13 2015 at Star Hall in Hong Kong,
“Candy” Hoi-Yan Wu(Hong Kong) won over Nongsaai Sitpholek (Thailand) by UD in 3×3m muay thai rules.
“Alex” Ching-Ye Tsang(Hong Kong) won over Lyazzat Akylova (Russia) by UD in 3×3m muay thai(mod thai?) rules.

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