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メリッサ・マクモロー VS ナディア・ラオウイ WBO/WIBFフライ級タイトルマッチ 動画&結果 ボクシング女子

 Boxing

2013年3月23日(土)ドイツ マクデブルク

WBO/WIBFフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 メリッサ・マクモロー(アメリカ)
VS
挑戦者 ナディア・ラオウイ(ドイツ)

2013-03-23 Melissa McMorrow vs Nadia Raoui 投稿者 sweetboxing9
 2008年、2009年頃のドイツで無敵の強さを見せつけて軽量級世界最強の称号を得ていたチャンピオンがスージー・ケンティキアン選手。その最強王者を2010年にギリギリまで追いつめて惜しくもスプリットで敗れた試合がファンの記憶に鮮明に残るナディア・ラオウイ選手。

 その後、所属プロモーションの移籍などでコンディションを崩したのか試合内容に以前ほどの怖さの無くなったケンティキアン選手に2-0で初黒星をつけたのがメリッサ・マクモロー選手でした。

 今回はケンティキアン選手にギリギリで負けたラオウィ選手と、競った試合で勝ったマクモロー選手の実力伯仲の対決です。マクモロー選手がケンティキアン選手から奪ったWBOとWIBFの2本のベルトがかけられています。

 試合はご覧のとおりの接戦の末、チャンピオンのマクモロー選手がアウェイ防衛というきびしい仕事を成し遂げました。

 この階級は強い選手がたくさんいますし、元王者のケンティキアン選手も復調しているようですから、マクモロー選手の防衛ロードは今後も決して楽ではないでしょう。でも、そういう厳しい試合を征してこそ、その人の持つベルトは輝きを増すのです。マクモロー選手が記録を伸ばし、本国のアメリカでも人気が出てくれば色々と面白いことが起こるのではないかと期待します。

 なお、この試合の敗北によってラオウイ選手は2011年から保持していたWIBAフライ級のベルト(防衛2回)を剥奪されました。このような厳しい運営こそ世界王座の権威にふさわしいものでしょう。世界王座認定団体たるもの、どこもこのように厳格であってほしいものです。

[情報提供:g1j2p5i5さま]

WBO/WIBFフライ級タイトルマッチ 10回戦
○王者 メリッサ・マクモロー(アメリカ)
判定 2-1
×挑戦者 ナディア・ラオウイ(ドイツ)
スプリットデシジョンでメリッサ・マクモロー選手の勝利。
(99-91、96-94、94-96)

 この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
メリッサ・マクモロー(アメリカ)15戦9勝3敗3分1KO
ナディア・ラオウイ(ドイツ)18戦15勝2敗1分3KO

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