観客席視点からの立ち技系女子格闘技
スポンサーリンク
スポンサーリンク

近所の国とは仲が悪くて当たり前

 「みんな仲良くしなさい」子供のころに言われましたよね。そして仲良くしたいなと思います。でも仲良く出来ない人もいる。どうして仲良く出来ないんだろう、自分が悪いのかな?とも考えます。

 いくら考えてもその原因がわからないと、次第にこう思います。
「もう面倒くさいからあの人と付き合うのやめよう」

 こうやって仲良しグループとそうじゃないグループが出来ます。

 おとなの世界でも、そうやって最初の村が出来たのかもしれません。だから隣りの村とは仲が悪いのかもしれません。国もそうやって出来たのかもしれません。

 誰が言ったのかは分りませんが「隣りの国とは仲が悪くて当たり前。仲が良かったらひとつの国になっている」という言葉があります。言えてるかも、と思います。

a1180_006874_m

 さて、現実の世界を見るとふたつの地域が隣接している場合、その境界線は必ず争いの元になるようです。中国と日本、韓国と日本がいま現在そんな感じですね。やっぱり隣りの国同士は仲が悪い。

 でもこれは中国や韓国や日本に限った話ではありません。世界中どこにだってあることです。だから、この対立の原因をお互いの文化とか国民性とかに求めるのはナンセンスでしょう。

 東京では江東区と大田区のあいだの東京湾に埋め立て地があるのですが、それが江東区のものか大田区のものかということでこのふたつの自治体が争っています。

 これって、江東区や大田区の文化や区民性の衝突でしょうか?違いますよね。同じ日本人で、同じ東京都民なのに争っているのは、埋め立て地から生まれる巨大な利権(税収)があるからです。

 世界中の領土問題もこれと同じ。ようするにお金です。本当はお金の問題なのにそう言うとカッコ悪いのでお互いにいろいろ理屈が必要なんですね。

 領土問題はこじれると衝突になります。それは事件と呼ばれたり戦争と呼ばれるかもしれません。100年ぐらい前なら大きな武力を持つほうが勝ったでしょう。

 でも、最近の国際紛争はどっちが勝ったのか負けたのかよく分からないうちに、治安の維持と称して無関係な国や国際機関が出て来て領土を占領し資源を持って行くことがあります。

 こうなるともう何のために争ったのか分りませんね。

 それでも国は争うでしょう。近所の国は仲が悪くて当たり前。永遠の平和なんて無いでしょう。お金のために領土を争いたい人、資源を取りたい人、武器を売りたい人がいる以上、地球上から争いが無くなることはありません。

 わたしたちに出来ることは、そういう人たちの口車に乗らないこと。それで戦争を無くすことは出来ませんが、平和な時間を少し伸ばすことは可能でしょう。

icon そして、そのわずかな平和な時間に、領土も資源も奪い合わない純粋な戦いいのちの輝きをわたしたちは応援したいと思うのです。戦争を歓迎するのは騙している悪人と騙されている愚か者だけでしょう。

未分類
いいねと思ったらシェアおねがいします
QRをフォロー
スポンサーリンク
スポンサーリンク
QR クイーンズ・オブ・ザ・リング

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク