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極上のボクシングショウ 天海ツナミ vs 山口直子 WBAスーパーフライ級タイトルマッチ 結果 ボクシング女子

 Boxing

2012年7月9日(月) 東京 後楽園ホール
白井義男世界タイトル獲得60周年記念 ザ・カンムリワシ・ファイトvol.42

天海ツナミ vs 山口直子
WBAスーパーフライ級タイトルマッチ 10回戦
×王者 天海ツナミ(アルファ)
判定 0-3
○挑戦者 山口直子(白井具志堅)
山口直子選手がユナニマスデシジョンで勝利し、新チャンピオンに。
(94-97、93-97、93-97)

On July 9, 2012, at Korakuen Hall, in Tokyo, Japan.
WBA super-flyweight champion Tsunami Tenkai was defending her title against OPBF champion Naoko Yamaguchi.
It was an awesome fight. Tenkai boxed very skillfully to hold off the hard-charging of Yamaguchi,
and it appeared that she succeeded, but when the results were read, Yamaguchi was declared the winner.
Final judges scores were 97-93, 97-93 and 97-94.

山口直子選手
 ツナミ選手、山口選手、名選手と名高いこの二人が、ともにこの対決で過去最高のパフォーマンスを見せ、後楽園ホールは陶酔のるつぼ。

 前半はツナミ選手の技術とスピード、後半は山口選手の破壊力あふれるパンチが注目を集めましたが、全体を通して試合を作っていたツナミ選手が有効打でも完全に上回っており、王座防衛は固いものと思われました。しかし、判定はまさかの大差で山口選手の勝利。

 まれに見る極上の試合ではありましたが、その内容を反映出来ないお粗末なジャッジが残念です。

詳細記事 至高の対決! 天海ツナミ vs 山口直子 WBAスーパーフライ級タイトルマッチ 詳細 ボクシング女子

チタポーン vs つのだのりこ

スーパーフライ級 6回戦
つのだのりこ(白井具志堅)
TKO5回
×チタポーン・プラディサルン(タイ )
チタポーン・プラディサルン選手はつのだ選手相手によく戦いましたが、結果は第5ラウンドでつのだ選手のTKO勝ち。
(つのだ選手2ラウンドにダウン1)
(チタポーン選手5ラウンドにダウン2)

Super-flyweight Noriko Tsunoda won over Chuthaporn Pradissan by TKO in the 5th round of a scheduled six round bout.

 本日の結果、各選手の戦績は以下のようになります。
天海ツナミ てんかいつなみ(アルファ)22戦18勝4敗7KO
山口直子 やまぐちなおこ(白井具志堅)26戦20勝3敗3分17KO
つのだのりこ(白井具志堅)7戦5勝2敗4KO[トライアルマッチ1勝]
チタポーン・プラディサルン (タイ )
(戦績はJBC公認以前からの通算)

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コメント

  1. 試合観戦者 より:

    まさかの判定に驚きました。
    審判には、公正なジャッジをお願いしたいですね。

  2. 次元 より:

    すごい試合だった!ツナミすごい!山口強い!
    しかし判定はインチキだろ。恥知らず!

  3. queens of the ring より:

    コメントありがとうございます。
    審判も人間ですからおかしな判定をゼロにすることは不可能だとは思いますが、今回は世界タイトルマッチで、しかも、日本が誇る最高の選手同士の名勝負。もっとまともなジャッジであってほしかったと心から思います。
    なお、あたりまえのことですが、当ブログは他人の名前やペンネームを使っての成りすまし投稿は禁止です。○○さん、今回もいつもどおりの成りすまし投稿ご苦労様です。あなたの文章はすぐにわかります。当ブログでは絶対に掲載しませんのであきらめてください。

  4. 観戦者 より:

    もう少しまともな見方、まともな書き方できませんか?ツナミ選手の足を止めたのは山口選手ですよ?後半は山口選手のペースでした。ツナミ選手も強かったですが、妥当な結果です。分からないなら仕方ありませんが。

  5. queens of the ring より:

    あなたが妥当な結果だと自信をお持ちならそれでいいでしょう。
    ただ、違う意見もありますし、それを反映するブログもあるのです。
    あなたと違う意見はこのブログだけではありません。それが世の中です。
    後半は山口選手が山場を作ったことは誰も否定しません。
    しかしジャッジは3人が全員山口選手に97点を付けました。
    これは後半どころか試合の7割が山口選手という採点です。
    そんなジャッジはおかしい、試合内容とそぐわないとわたしたちは思います。
    何度でも言いますが、最高の試合でした。
    クイーン・オブ・ザ・リングは山口直子選手と天海ツナミ選手に心からの拍手をおくります。
    あなたたちは日本の宝物です。

  6. 観戦者さん… より:

    観戦してたいう割には周りの評価と違いますね…。再戦する可能性が高いみたいですしね、意味わかります?。サッカーや野球みたいな多人数でするスポーツならともかく、ボクシングは2人だけのスポーツなのできちんと2選手を観ましょうよ

  7. miklikov より:

    試合を見てないんですが、世界戦の採点基準は下記のとおりですよね?
    ジャッジが山口選手の数発の強打をダメージパンチと取り、ツナミ選手の多数のジャブをダメージパンチと取らなければ、そのラウンドは山口選手に流れても妥当です。
    リングジェネラルシップの採点に占める割合は10%にしかなりません。
    動画が出回ったら、よく見てみます。

    1.有効なクリーンヒット(概ね75%)
    相手の急所に有効なパンチをヒットさせ、よりダメージを与えた方を優勢とする。

    2.アグレッシブ(有効な攻勢)(概ね15%)
    より攻撃的である方を優勢とする。ただし単なる突進は攻勢とは認められない。

    3.リングジェネラルシップ(主導権支配)(概ね10%)
    巧みな試合運びによって主導権を支配している方を優勢とする。

    4.ディフェンス(防御)
    相手の攻撃を無効にする防御に長ける方を優勢とする。 ただし攻撃と結びつかない単なる防御は評価しない。

  8. 試合観戦者 より:

    クイーンオブザリングさんの意見に同意します。今回の判定は、おかしいと試合観戦者の多くの人が言っています。
    これからも頑張ってくださいね。応援しています。

  9. queens of the ring より:

    みなさんコメントありがとうございます。
    ボクシングはいろんな見方をする方がいても全然OKのスポーツだと思います。でも勝ち負けの基準はちゃんとあるので、それをふまえての意見の交換をしたいですよね。
    miklikovさん、採点基準はおっしゃるとおりです。両者ともに当てているラウンドでは効かせたほうにポイントが行くのは当然ですね。で、山口選手にそういうラウンドが7つあればジャッジは正しいわけですけど… 、この日のツナミ選手のディフェンスワークはいつもにも増して素晴らしかったんです。
    その結果、ツナミ選手は打たれずに一方的に打つというラウンドをいくつも重ね、山口選手の有効打は非常に限られていました。
    ツナミ選手が大差の判定負けになる要素はどこにもなかったと思います。

  10. 匿名 より:

    元選手ですが、有効打をどうとるかという問題も確かに重要ですが、この興行の主催ジムはどちらなのか、ということやアルファジムと具志堅ジムのジムとしての力関係を考えてみたらいいのでは。
    どちらの選手にとっても非常に不幸な事ですが古いボクシング業界の体質はなかなか変わりません。

  11. SZK より:

    ジャッジやレフリーが過度に主催者を意識してしまうという話は聞きますね。会場でパンフレットを見ながら「赤のジムが大きいの?じゃあ赤の勝ちだな」などと予想するファンが実際いるんですよ。そんなふうに見られていることをジャッジの人は知らないのでしょうか。

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