観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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ファンであることの誇りを大事にしよう

 初めて見に行った試合はなんだったのだろうかと考えてみましたが、いまはもう記憶のかなたで、ちょっと思い出せません…。だけど、試合のチケットは安いものではないから、何か臨時収入でもあった時に思い切って買ったんだと思います。きっと、その時に面白かったんでいままでファンの状態が続いちゃっているんでしょうね。

 見たい試合はたくさんあるけれどいつでも行けるわけでもなく、見たい試合が見れないことも多くて、だからこそ出会えた試合は貴重。ふつうのファンが買えるチケットは数千円からせいぜい1~2万円ぐらいだけど、考えに考えて悩みに悩んで買うチケット。ハズレの時の落胆は大きいし、アタリの時の喜びはそのぶん大きくなります。

 この間、熊久保さんがテレビで「いい試合だと後楽園ホールの客席でウオオーッって声の渦が出来るんですけど、あれを体験したらもうやめられない」と言っていたけど、本当にそんな感じ。

本日の1曲 レギーナ・ハルミッヒ選手が姉のように慕うロックの女王DOROさんの” All We Are “。ハルミッヒ選手の入場曲にもなっていました。

 QRはファンの視点から書いているブログです。がっかりした時はがっかりと書きます。客として疑問に思うこともそう書きます。もちろん良かった時は良かったと書きます。

 ボクシングやキックのブログにはいろんなものがあります。選手の人たちが書いているもの、関係者の人たちが書いているもの、ファンの人たちが書いているもの。いろんなブログがたくさんあれば、いろんな情報や価値観を知ることが出来ていいことですね。

 でも、自称ファンだけど実はそうじゃない人、仕事で書いているんだけどファンみたいな立場をよそおっていたりする人も何人かいます。テレビのCMで「一般の街頭アンケートみたいな形式なんだけど実は仕込みの役者さん」というのがありますが、ファンをよそおって書かれた記事はこのヤラセCMみたいなものでかなりタチが悪いです。

 ファンどうしの信頼感みたいなのを利用して自分たちの有利になるように意見を操作したり、一部の利益のための片寄ったニュースや誇大宣伝をタレ流していることも多いようです。

 世の中には色んな業界があって、うまくいったりいかなかったりしてどこも大変なわけですが、しかし、お客さんというのはあくまでもお客さんです。

 Aというスーパーでいい品物が安く売っていたら当然お客さんはそこで買います。「Bというスーパーも頑張っているんだけど色々事情があっていい品物がそろってないし安くもないけど買ってよ」と言われてもそれは無理な相談でしょう。

 客席の目線からは、ダメな試合はダメ、ヘンなカードはヘン、おかしな運営はおかしいとしか書けません。おかしいことをおかしいと言われて感情的に反論する人や、「実はこういう事情があるんだから仕方ない」みたいに業界側の立場にシフトしたことを書く人には注意しましょう。

 裏の事情を持ち出して表の現状を説明するような文章は確かに興味を引くでしょう。しかし、そういう言い分に耳を貸しすぎると知らないうちにスーパーBの売り場に連れ込まれちゃうことになります。

 ファンなのか関係者なのか立ち位置を明らかにしない人、ファンを名乗りながら関係者気取りの人は本当はファンではありません(本当のファンはファンの立場に誇りを持っているので関係者気取りなんかしません)。

 一見して怪しいものには最後まで心を許してはいけません。ファンには純粋な人が多いのですが、業界にはそういう人ばかりではないのですから。

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