2010年11月18日

日本人は抗議するべき しなければ前例となって同じことが続く

 中国で開かれている第16回アジア大会、柔道女子48キロ級決勝で福見友子選手が勝っていた試合を明らかな地元判定で負けにされました。

 63キロ級の上野順恵選手も準決勝で北朝鮮の選手に殴られて顔面が腫れあがりました。NHKの番組では「相手選手の指が目に入って」と解説されていましたがそれだけであのようにはならないでしょう。全柔連の人たちも「右フックを打たれた」と言っています。

 福見選手の件に関して「最初から地元中国選手相手の判定勝ちなど期待しない方が賢明なようだ」と書いているメディアがありますが、何を言っているのでしょう?判定勝ちと一本勝ちがあるのが柔道で、判定勝ちを捨ててはもう柔道ではありません。相手に勝ちをゆずることの何が賢明でしょうか。

 上野選手に反則パンチを繰り返した北朝鮮の選手に日本は抗議をしないそうです...。マスコミも関係者もなぜか弱腰、後ろ向き。日本はどうして?

 今回のことで富樫直美選手が「メキシコでのタイトルマッチのときに会場のトイレを控え室に指定され、試合までそこに閉じ込められた」という話を思い出しました。

 いくらアウェイとは言っても世界チャンピオンがトイレに閉じ込められているのは異常。格闘王国メキシコに王者の控え室の無い体育施設なんかあるわけが無いんです。あきらかに侮辱ですよ。ワタナベジムスタッフは主催者と喧嘩してでもちゃんとした控え室を確保するべきでした。

 菊地奈々子選手の世界挑戦の時に、ホームなのにメキシコ人寄りのレフリングをされて黙っていた白井具志堅ジムのセコンドの態度も理解出来ませんでした。むこうのバッティングまでこっちのせいにされて黙っている理由はないでしょう。

 選手の仕事は戦うこと、抗議は選手のチームがすることです。チームとはセコンドであったり、応援団であったり、ホームの場合は観客全員です。

 勝負は総力戦です。控え室の確保はもちろん、試合の開催地の決定のときからすでに勝負なんです。客席を味方にすることも勝負です。相手の反則に強くアピールして正しいレフリングをさせることも勝負のうちです。選手の身内が黙っていたら一般のお客も黙ります。いい空気は生まれません。

 「日本人は抗議しない」と思われたら今後もずうっと同じことが起こります。

 日本的な価値観を世界との戦いに持ち込むのはやめましょう。言わぬが華、沈黙の美学は通用しません。日本人は抗議しましょう!みんなで戦いましょう!

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queensofthering at 12:00│Comments(1)新しい時代 │ このBlogのトップへ前の記事次の記事

この記事へのコメント

1. Posted by H・F   2010年11月19日 05:42
今の日本そのものですね。スポーツだけじゃなく政治でも外交無能で各国から足下見られてますし。このままだとますます日本はナメられますよ。

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