観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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NORIKOがWIBAインターナショナルタイトルに挑戦 女子ボクシング

boxing

NORIKO2010年10月22日(金) タイ

WIBAフライ級インターナショナルタイトルマッチ
王者 ホンファー・トー・ブアマー(タイ)
VS
挑戦者 NORIKO(日本)[写真]

 戦うかあちゃんことNORIKO選手がWIBAフライ級のインターナショナル王座に挑戦します。

 インターナショナル王座というのは東洋やヨーロッパなどの地域王座と世界王座の中間にあたる王座で、これを穫れば世界挑戦への道が開ける可能性もあります。

 ホンファー・トー・ブアマー選手はまだ十代ながら13戦のキャリアを持ち、現在WIBAフライ級世界9位。タイではスターとして育てたい若手の一人のようです。

 タイ国内では、世界戦ならば中立国のジャッジもつきますが、インターナショナル戦ではレフリー、ジャッジ全員がタイ人になるのが普通。しかも、相手はスター候補。判定での不利はかなりのものと思われます。それを承知で敵地に出向くNORIKO選手。国内ではキック/ムエタイの選手にボクシングライセンスはおりませんから仕方のない選択でしょう。

 NORIKO選手が前回の遠征試合でタイ人の世界王者を追いつめたのが今回の抜擢につながっただろうことは想像がつきます。しかし、他競技の実績もあるとはいえ、わずか2戦1勝でノーランカーの彼女をインターナショナルタイトル挑戦者に認めてしまうWIBAは問題ですね。

 11月の世界戦に2戦未勝利の選手を挑戦者認定しているWBCよりはずいぶんマシですが(これもタイでの試合)、王座の価値はどんどん下がるばかり。

 当ブログはこのようなタイトル管理団体やタイのボクシング関係者のいい加減な運営態度を認めません。

 しかし、運営サイドの問題と選手個人は無関係。団体の事情がどうであれ、選手個人は手に入るチャンスはつかみ、目の前の敵を倒すことが使命。それが選手というものです。

 NORIKO選手の勇気ある挑戦を心から応援したいと思います。頑張れNORIKO選手!!
 

ホンファー・トー・ブアマー(タイ) 13戦9勝4敗1KO
NORIKO(日本) 2戦1勝1敗

前回記事 ティーラポン・パンニミット vs NORIKO 続報

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