観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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格闘技のオリンピック コンバット・ゲームズ2010 女子ムエタイの結果

 MuayThai

2010年8月28日(土)~9月4日(土)中国 北京
-SportAccord Combat Games 2010-

 IOC国際オリンピック委員会が後援する『コンバット・ゲームズ』の第1回大会が8月末から今月上旬にかけて北京(ペキン)でひらかれました。


ムエタイ60kg級準決勝 ヴァレンティナ・シェフチェンコ(赤) VS アニア・フクツ(青)

 『コンバット・ゲームズ』は4年に一度開かれることになった格闘技のオリンピックで、立ち技、組み技など計13種目の選手たちが世界から集まって競いあいます。

 今年の第1回大会で日本は剣道で金メダル4、相撲、柔道で金メダル各1、中国武術、レスリング、空手もメダルを獲得するなど立派な戦績を残しました。しかし、残念ながらムエタイなど日本人選手の参加のない種目もあり、ちょっと寂しい感じです。

 女子のムエタイは51kg級、54kg級、60kg級の3階級がおこなわれ、それぞれのメダル獲得選手は次のとおりでした。

51kg級
金メダル エヴァ・ナランホ・フェルナンデス(スペイン)
銀メダル サン・オスレム(トルコ)
銅メダル プラマーリ・プラカイダオ(タイ)
銅メダル ピント・ファティマ(ノルウェー)

54kg級
金メダル ミリヤ・ヘイノ(フィンランド)
銀メダル ミスティー・サザーランド(カナダ)
銅メダル アズマエ・オーズリー(モロッコ)
銅メダル ダイアナ・ヤコブレヴァ(ウクライナ)

60kg級
金メダル ヴァレンティナ・シェフチェンコ(ペルー)
銀メダル ケイリー・ルイス(オーストラリア)
銅メダル アイシャ・エル・マジディ(モロッコ)
銅メダル アニア・フクツ(ドイツ)

 『コンバット・ゲームズ』はオリンピック委員会公認のアマ大会ながらムエタイのプロ選手の出場もOKなので、各階級の上位にはプロ選手多数が含まれています。

 韓国のホ・ソンボク選手は出場が予定されてましたがキャンセルした模様。キック王者のミッシェル・プレストン選手(ニュージーランド)は54kg級準々決勝でミスティー・サザーランド選手(カナダ)に判定で敗れました。

 動画は8月31日におこなわれた60kg級準決勝のヴァレンティナ・シェフチェンコ選手(ペルー)とアニア・フクツ選手(ドイツ)の試合。両者ともプロとして第一戦で活躍中の選手です。

 フクツ選手のヒザ蹴りに合わせてシェフチェンコ選手が投げをうち、そのままレフリーストップ(RSC)というショッキングな結末。やはり打撃系といえどもムエタイ、シュートボクシング、キックボクシングは組み技の強さが勝負を分けます。そして、すべての選手が受け身を身につけなければいけませんね。

大会公式ページ

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