観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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写真で見る『RENA(レーナ) vs ☆MIKA☆』 6月6日 詳細 女子シュートボクシング

 Shoot Boxing

2010年6月6日(日) 後楽園ホール
SHOOT BOXING 25TH ANNIVERSARY SERIES第3戦 『維新-ISHIN-其の参』

第7試合 50kg契約 2分3ラウンド(延長2ラウンド)
女子シュートボクシング
RENA(レーナ)(及川道場)
VS
☆MIKA☆(ワイルドシーサー群馬)

RENA vs MIKA
 ケガのため前回の試合を欠場し治療に専念していたRENA選手ですが、一般的にこのような時期の人気選手は「お見舞い」に来るファンやスポンサーの人たちからのご馳走や贈り物や過剰な誉め言葉の洪水にさらされて、格闘家としての緊張感を失ったり、体調の管理が出来なくなったり、自信過多になったりするキケンがあります。

 1回目の計量にパス出来ず、2回めでパスしたというRENA選手も、そのような罠に落ちてしまったのでしょうか?

RENA vs MIKA
 第1ラウンド 試合前の心配はRENA選手の最初の動きを見た時に消えました。彼女の動きにはいつもと変わらないスピードがあり、前の2試合の女子選手たちとはあきらかに仕上がりが違います。身体の動き全体がシャープでコンディションは良さそうです。

RENA vs MIKA
 ワンツーを打ち込んできた☆MIKA☆選手の勢いをそのまま利用してカウンターのヒップスロー。これがきれいに決まって開始20秒でシュートポイント1。

RENA vs MIKA
 なめらかに繰り出されるミドル、ハイ、ローキックに客席からどよめきが。

RENA vs MIKA
RENA vs MIKA
 ☆MIKA☆選手もフォームがきれいで力強さもあり、決して悪くはないのですが、RENA選手が高速キックで圧倒して序盤のペースを握ります。

RENA vs MIKA
 第2ラウンド RENA選手は二段蹴りで飛び込むと、ローを打ちながら組み付いて投げ。しかし、これはシュートポイントならず。

RENA vs MIKA
RENA vs MIKA
 後半は組んでからの崩しの勝負になり、体格的にほとんど対等なふたりは一歩もゆずりません。

RENA vs MIKA
RENA vs MIKA
 激しい競り合いが続いてこのラウンドは互角。

RENA vs MIKA
RENA vs MIKA
 第3ラウンド このラウンドは最初から激しい打撃が飛び交うラウンドに。

RENA vs MIKA
 ☆MIKA☆選手がラッシュを仕掛けると、RENA選手も応戦して両者のパンチが激しく交錯。

RENA vs MIKA
 その流れの中でRENA選手の投げが決まり2点めのシュートポイント。

RENA vs MIKA
RENA vs MIKA
RENA vs MIKA
 決定的な状況を迎えても最後まで戦う☆MIKA☆選手。

RENA vs MIKA
 激しい試合を征してRENA選手は復帰戦を勝利で飾りました。

RENA選手とシーザー会長
 通常はひとつの大会に女子マッチを入れるのは1試合か多くて2試合が限界と言われる日本の格闘技界で、まとめて3つの女子マッチを組んでしまったシーザー会長。この日いちばん命がけの勝負をしていたのはこの人だったかもしれません。

RENA選手
 残念ながら男子の試合にまじっても、確実に光を放っていたのはこの1試合だけでしたね。

 後楽園ホールでこんなに女子マッチが組まれる時期はそんなに長くは続きません。選手のみなさんは与えられたチャンスに自分の全力をぶつけましょう。

第7試合 50kg契約 2分3ラウンド(延長2ラウンド)
女子シュートボクシング
○RENA(レーナ)(及川道場)
判定3-0
×☆MIKA☆(ワイルドシーサー群馬)
RENA選手の判定勝利。
(RENA選手が1ラウンドと3ラウンドに前方への投げ各1回でシュートポイント合計2獲得)

カメラ 野口昌克

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