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ステイシー・リール イルマ・アドラーとのタイトルマッチをキャンセル

 Boxing

 9月4日にボスニア・ヘルツェゴビナでホームのイルマ・アドラー選手の持つWIBAフェザー級世界タイトルに挑戦する予定だったステイシー・リール選手(アメリカ)が予定をキャンセルしました。新たな挑戦者は調整中と発表されています。

 キャンセルの主な理由はリール選手のトレーナーのパスポート更新が間に合わないためですが、ほかにも理由があるようです。

 まず、試合の開催地に合わせて体調のチューニングをする必要上、なるべく早く現地入りしたかったリール選手の希望がかなえらず、二、三日前の入国になりそうなこと。

 また、試合の公正管理のためにリール選手はWIBAのライアン・ウィソー会長の立ち会いを希望しましたが、会長は同時期に予定されているキム・ジュヒ選手のタイトル戦のために韓国入りが決定していてボスニア・ヘルツェゴビナには代理人しか来れないことも大きな理由なのかもしれません。

 アドラー選手のWIBA戴冠のときの判定が、極端な地元びいき判定で批判を浴びていたことから、リール選手側が慎重になるのも当然のことでしょう。今回のジャッジは、ポーランド、ハンガリー、モンテネグロの三国だそうですが、リール選手はアメリカ人ですからね。

 いわくつきの王者アドラー選手の初防衛の相手はなかなか決まらずに、今回は、ギリギリになって(8月中旬)オファーしたリール選手が一旦は受けてくれましたが、結局は直前キャンセルという、困ったことになってしまいました。

 アドラー陣営は今から代わりの挑戦者を用意出来るのでしょうか?極端な話、このまま防衛戦が出来なければ、タイトルも持ち腐れ。

 一度、怪しい判定をすると、このように信用を失い、結局は自分たちが苦しむということでしょうか。

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