観客席視点からの立ち技系女子格闘技
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ダンガン10 試合結果

 Boxing

8月14日 DANGAN10 (ワタナベジム興行)
 後楽園ホール 開場 17:30 開始18:00

伊藤知子
第2試合 4回戦 ミニフライ級
伊藤知子(シャイアン山本)○ 1回1分33秒KO × パットヨー・ガイペットパヨム(タイ)

伊藤知子

 オーソドックスに構えるパットヨー・ガイペットパヨム選手は、ゴングと同時に前に出て勢いよく打ってきます。しかし、単調に左右を顔面に集中してくるだけです。

 
伊藤知子
 伊藤選手はひるまず打ち合いながらも、必要以上には相手の動きに付き合わず、一旦離れてリズムを作り直します。

 左ボディ、右フックと上下に散らすとパットヨー・ガイペットパヨム選手は対応出来ません。

 何発めかのボディを受けると崩れるようにダウン。そのままKOとなりました。

エキシビション・マッチ 2分2回戦
富樫直美(ワタナベ) vs. 彩香

彩香
 彩香さんはモデルやラウンドガールとして活躍するタレントさんで、芸名は竹内綾香さん。アクション女優の肩書きもあり、ボクシングや空手もこなすそうです。ボクシングとキックの名選手でアクション女優としても活躍していたブリジット・ライリー選手の路線を追うのでしょうか。

 しかし、リングに登場した彩香さん、まったく笑顔が見られず、大変緊張した面持ちです。

富樫
 彩香さんが青、富樫選手が赤のヘッドギアをつけて第1ラウンド開始。富樫選手、軽快な動きです。スキ無く細かい左を出し、じりじりと距離をつめ、上に下に打ち分け、あっという間にコーナーにつめます。ジャブ、ストレート、ボディ、アッパーとサンドバッグ状態です。なんとかコーナーから脱出する綾香さんのアゴに追撃の右。まったくエキシになってません。

富樫
 防戦一方の綾香さん、たまりかねてクルリと背を向けて逃げると会場から失笑が。しかし、逃げますよ、このプレッシャーでは。いやあ、富樫選手、もちろん全力で打ってはいないでしょうが、完全に自分のボクシングをしています。お互いの良さを見せようというエキシビション・マッチの趣旨などどこ吹く風。

富樫
 第2ラウンドになると、攻撃の手を休めて相手を待つようになった富樫選手。上体を動かしながら相手をうかがいますが、パンチは出しません。しかし、すでに完全に腰が引けている綾香さん、何も出来ないまま終了のゴングを聞きました。

 この企画、最初から無理がありますね。富樫選手に非はありません。現役選手は誰でもオレ様でなくてはいけません。ましてや、これから世界王者と戦おうという富樫選手なら、なおのこと。とにかく自分のボクシング。これで良いんです。

 彩香さんはライリーではありませんでしたが、まあ、仕方ないでしょう。ご苦労様でした。
前回記事

qbar

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク